本日Yahoo!で流れていた記事で気になったのがこちら。
助成制度で子ども医療費は増えない 保団連の本田孝也理事が分析

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00000004-jct-soci

医療費を大きく増やす、として子ども医療費の助成制度に反対、あるいは慎重な意見が少なくないが、現実には医療費は大きく増えていないことが全国保険医団体連合会 (保団連) の本田孝也理事の分析で分かった。
8月に全国紙が「医療費膨張につながる副作用は深刻」と報じたことが直接のきっかけになった。本田医師は2002年度から16年度までの厚生労働省「医療費の動向」「社会医療診療行為別」調査の統計からどの程度増えているかを調べた。
助成対象は、02年はほとんどが就学前までで、中学生も含んでいたのは3241のうち34自治体(1%)だけだったのが、市町村合併を経た16年は1741のうち1387(80%)が中学生以上に広がっていた。助成対象の14歳以下の子ども人口は02年の651万人から15年は1425万人まで2.2倍に増えたが、医療費額は02年約2兆500億円に対し16年は2兆4800億円で約4400億円しか増えていなかった。助成で増えるといわれたコンビニ受診(時間外受診)も14歳以下の子どもでは06年の6万6000件が16年は4万9000件でむしろ減っていた。(引用ここまで)

子ども医療費の助成とは言え、子ども一人ではお医者さんには行けないので、親の同伴が必要(小学校高学年以上になれば別だろうけど)。
だから助成があるとしても、そう無制限に膨張したりはしないんじゃないのかな?
逆に言えば、自分で行ける・時間がある人を医療費無料(助成)の対象にしてしまうと、膨張するのではないのでしょうか?
ただ、「お金がないから医者にもかかれない」という人との区別はなかなか難しいですけどね。生活保護もそうだろうけど。

いいね!・フォローで応援宜しくお願いします。