次亜塩素酸ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水の違い

まず最初にお伝えしますが、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は全くの別物です。ご注意下さい。

先月から国内でも新型コロナウイルスの感染が拡大しており、消毒用のアルコールも不足しております。
そんな中、非常に注目されているのが「次亜塩素酸水(次亜水)」。高い除菌効果があり手指等の消毒に使えるほか、うちの子が通う学童保育にも次亜塩素酸水を霧状にして噴霧する機械が置いてあります。
しかし、最近の廻りの言動やネットでの記事を見ていると、次亜塩素酸ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水を混同している方も見受けられます。
非常に危険ですので、専門家ではないのですが私もちょっと触れてみたいと思います。
(たぶん私の記事を読む方は、専門家の記事に最初にたどり着いているでしょうけどね)

まず、次亜塩素酸ナトリウムは、いわゆる「塩素系漂白剤」(ハイターとかね)です。
洗剤やキッチン用品売り場等に置いてあり、比較的手に入れやすいと思われます。
そのため、行政でも「消毒用アルコールがない場合の消毒・除菌について」ということで「次亜塩素酸ナトリウムを薄めて使う」等と紹介してあったりもします。
また、皆さんご存じかと思いますが、次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性なので肌に使う事はできません(皮膚の脂を溶かしてヌルヌルになりますよね)。
令和2年3月6日に厚生労働省老健局より通達された「市町村が措置を行う場合における新型コロナウイルスの感染拡大の防止のための対応について」中に「次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと」と書いてあるのですが、おそらくこの次亜塩素酸ナトリウム(=次亜塩素酸を含む消毒薬)を指していると思われます。
これを見たので、次亜塩素酸ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水の違いを書いておきたいなと思ったのでした。

一方、次亜塩素酸水は2液混合か電気分解で作成するものなので、これまで一部飲食店等で使用している以外はあまり見かけるものではなかったかと思います(最近はすごく流通しているようですが、それでもスーパーや100均に並ぶようなものではないと思います)。
次亜塩素酸にも「強酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水・微酸性次亜塩素酸水」と種類があるそうですが、今注目されている・よく使われているのは「弱酸性次亜塩素酸水・微酸性次亜塩素酸水」で、次亜塩素酸の濃度が高いため殺菌効果が高いけれども弱・微酸性なので肌にも使えるという物です。

3月24日追記
上記の記事を書くにあたり、地元の寒河江衛生管理センターさんにいろいろと確認をしました。
その際「ぜひ専門家からそういった情報も発信して欲しい」とお伝えしたところ記事を書いて頂きましたので、そちらもぜひ参照下さい。
寒河江衛生管理センター 除菌水のQ&A
https://posts.gle/YVbBj

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA