本日は私が運営会長を務めている寒河江中部小児童対象の学童保育「わんぱくクラブ」の事務局会がありました。
当クラブは通所している保護者が運営会を組織していますので、指導員の先生方を雇用しているのも運営会(保護者会)になります。
今年度も終わりが見え、今年度の問題や次年度への希望・要望などを、指導員の先生方と行った個別面談で伺い、それらを集約して、運営者としてどう対応していくかを協議しました。
たとえばこれが企業だったら話はそこまで難しくはないのかも知れません。また同じ学童でも公営(現在はこのスタイルが増えています)ならばまた話は違うかと思います。
しかし当クラブは保護者による運営をしています。
まず予算的なもので言えば、保育料と行政からの委託料で運営しているために、3月末に議会で予算(委託料)が成立しないと翌年どうなるかわからないので裏付けがなく、金銭的なものは翌年になってみないとわからないし、仮に同じ予算が下りたとしてもそれが運営会に届くにはタイムラグがあります。
また委託料が毎年増えるというのはあまり考えられないので、仕事は長く続けて頂きたいのに指導員の方々のベースアップはどの程度上げられるのか(通所する人数が毎年変わるので、保育料の総額も毎年変わる)はっきりとした見通しがつかないので、断言もできません。
また、学童保育は2年程度通う児童が一番多いため、通っている子がどんどん変わる、つまり運営する父母もどんどん変わる→来年その子がいるかわからないので、役員もどんどん変わる(しかも仕事ではないボランティア)という体制ですので、予算以上に組織も安定とは程遠く、要望に応えたいけれどもどうなるかわからないので何とも言えない案件も多くて、頭を痛めております。
山形では主流なのですが、保護者による運営はなかなか難しいなぁと実感しています。

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