自分自身が好きなこともそうですが、「山形のお酒は世界に通じる宝だから地元の人に知って欲しい・山形の武器になるのでその魅力を広く知らせたい」と思って、タウン誌編集部に勤めている時は特集を組んだり連載もしており、このブログでも何度か書いておりました。
そんな山形のお酒にとって嬉しい知らせが。
本日の山形新聞朝刊1面に、大きく「IWC日本酒部門 18年度審査会 本県開催で合意」の見出し(調印がまだなので大筋合意という形ですが、間違いなく開催されると思います)。
毎年イギリス・ロンドンで行われている、世界的なワインの品評会「IWC」(International Wine Challenge インターナショナル・ワイン・チャレンジ)。
2007年より「Sake Category」という日本酒部門ができ、純米酒・純米大吟醸酒・純米吟醸酒・本醸造酒・吟醸酒・大吟醸・古酒・スパークリング・普通酒と、9つの部門にわかれてて競い、それぞれの部門の最優秀賞である「トロフィー賞」を決め、最後にそのトロフィー賞の中から「チャンピオン・サケ」を決めます。2008年と2016年に出羽桜酒造がチャンピオンサケを受賞した事をはじめ、本県の酒蔵も多数入賞しております。
ちなみに、外務省はIWCの上位入賞の日本酒を海外の人の口に合う、毎年受賞酒が変わるので公平性があるとして、2011年より在外公館用に採用しているとの事なので、受賞の栄誉だけではなく、実際に日本を代表するお酒として外務省を通じて発信されていることになりますね!
そのIWC2018のSake部門審査会を山形県が誘致していたのですが、この度大筋合意となったそうです。
今や山形のお酒は全国的にも人気ですし、山形県産の清酒が「山形」として国が保護する地理的表示指定(GI指定)を2016年に取得しておりますので、今回誘致がかなったのだと思います。
GI指定とこのIWC誘致。東京オリンピック前のこの時期に、山形の日本酒の戦略的な取り組みを実現できたのは素晴らしいことだと思います。
世界中から70名の審査員が訪れ、5月13日から4日間山形ビッグウイングで審査が行われるそうです。
さらに山形が盛り上がればいいですね!

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