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漬物を納豆に入れるのは他にはないのでは?

山形は本当に食文化が豊かだと思うのですが、今日はたまたま、納豆を使った郷土料理を二つ食べました。
朝、母から自家製おみ漬をもらったので、朝食は「おみ漬け納豆」に。
知らない人のために記載させて頂きますが、おみ漬けとはこの時期に収穫される青菜(長野の野沢菜や、福岡の高菜などと似ているからし菜系の一種。青菜"あおな"というと全国的には葉物野菜全般を指す場合がありますが、山形の場合は青菜は"せいさい"と読み、この時期の漬物野菜の定番。これ単品で漬けたものは「青菜漬(せいさいづけ)」と呼ばれる)と大根、人参を刻んで漬けた、この時期を代表する漬物です。
私的にはおみ漬けと青菜漬が冬のツートップで、この二つは漬物の名産地、京都の友人でさえも送ってくれと言う逸品。
そのおみ漬けを納豆に混ぜて食べるのが「おみ漬け納豆」なんですが、程よい塩分と歯ざわり、そして青菜の辛さ(青菜の辛さは辛子とかと似ている)が何とも言えない美味しさとなり、ご飯がどんどん進んじゃうんですよね。
(以前こちらでも記事を書きましたので、参考に。山形未来ラボコラム「山形の漬物の価値。あの娘ぼくが漬物好きと言ったらどんな顔するだろう」)
納豆は同じ町内である、寒河江市六供町「サガエ納豆食品」の「サガエ納豆」。大粒で食べごたえありの納豆です。
山形の郷土料理でもある「おみ漬納豆」は納豆におみ漬を混ぜるだけの簡単料理ですが、ご飯の友に最高です!
スーパーにもおみ漬、青菜漬が並ぶ頃ですので、ぜひ県外の方も購入頂いてお試しください!!
おみ漬・青菜漬が出てくると、ふっゆっがっは〜じまるよ〜(昨日に続き2度目w)

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山形の郷土料理のひとつ、納豆汁

冬に食べる山形の郷土料理に「納豆汁」というのもあります。
帰宅すると、納豆の香りが。母が納豆汁を作っておりました(我が家は同居。二階と一階という区切りでの、なんちゃって二世帯住宅)。
山形名物の「芋煮」には里芋が入りますが、納豆汁はその里芋の茎の部分、芋がらが具材のメイン。その他、豆腐や油揚げ、こんにゃく、根菜類等を入れた具だくさんの味噌汁に納豆をプラスしたものというと、他県の人でも何となく想像がつくでしょうか?
これがあったまるんだ〜。
もともとは新鮮な野菜の採れない冬場の食事だったのですが、新鮮な野菜がスーパーに並ぶ今でもしっかりと根付いている食文化です。

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