先日ネットで流れていた記事。
【女性自身】日本で一番「食文化が豊か」な街は金沢!第2位はなんと那覇

http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/social/26641

世界的な潮流として注目されているのが、地元産のオーガニック(有機)な食材を使ったローカルフード。そこで食文化が豊かな街を判断する指標として
・庶民的な店でうまい料理やお酒を楽しんだ
・地元でとれる食材を使った料理を食べた
・地酒、地ビールなど地元で作られる酒を飲んだ
・ミシュランや食べログの評価の高いレストランで食事した
の4つで、国内134の都市を調査した。
1 金沢市
2 那覇市
3 山形市
4 盛岡市・・・
特に「地元でとれる食材を使った料理を食べた」「地酒、地ビールなど地元で作られる酒を飲んだ」の2項目のスコアが高い都市が上位に名を連ねた。
(中略)
都市の魅力という点において、食はまた、観光の切り札にもなります。
スペインのバスク地方のサン・セバスチャン市は、地元の食材を使ったピンチョスがうまい庶民的なバルが軒を連ねていると同時に、世界最先端の料理を提供するミシュランの星つきレストランがいくつもあり、人口わずか18万人の地方都市ながら、世界一の美食都市と言われ、世界中から観光客を集めています。
日本の地方都市も、そうした方向を目指すことで新しい活力を生むかもしれません。(引用ここまで)
非常に私の考えと同じような記事ですね。
そして例として出てきているのは、サイトのトップにもリンク貼っている以前書いたブログ「極めて合理的な、美食を軸とした観光」でも取り上げておった「スペインのサン・セバスチャン市」。
あらためて書きますが、今の時代、人を動かす力を一番持っているのは食だと確信しておりますし、食は観光の目玉でもあります。
観光としての食は、観光消費額に直結します。
・・・行政に関して銭金の話が最近ブログで多いと思われるかと思いますが、銭金がなければ地域は永続できず、子どもやお年寄りと言った所得を得ていない世代への支援(所得再分配)もできないため、私は銭金は一番ではないが非常に重要なものと位置づけています。
そしてまた、食文化が豊かで地産地消型の食生活をしていると言うことは、フードマイレージ(環境負荷)が小さいだけでなく、地元にお金を廻し、そして食べている人が"意識をすれば"地元への誇りと愛着を育てます。

夕食の納豆汁

今日は非常に寒かったせいか、母が山形の郷土料理の一つ、納豆汁を作ってくれていました。
納豆汁は山形では1月7日に七草がゆの代わりに食べられますが、それ以外でも冬よく食べられ何度かこのブログにも登場しております。
野菜不足およびタンパク質不足となる冬に昔から食べられていたもので、いもがら(里芋の茎を干したもの)に根菜類、塩漬けにした山菜に納豆、豆腐や油揚げ(厚揚げの場合もあり)、こんにゃくなど、とても具だくさん。
納豆によりとろみがつき、普通の味噌汁よりもより体が温まる1杯。
こんなストーリーを添えてオススメすると、より食に対しての興味を持ってくれ、また郷土への愛着を感じてくれるのではと思いますので、子どもにはそんな話を聞かせながら、夕食を楽しみました。

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