山形ビッグウィングで開催されていた、藤井聡京都大学大学院教授の講演会に参加しました。
我々のような地方自治体の財政や家計と、自国通貨を発行できる国とでは、「借金」の意味合いが全く違うのですが、そのあたりの考え方(ラーナーの機能的財政論・財務省自ら外国格付け会社宛意見書要旨に「先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」と記載)や過去データを示しながら、このコロナ・不景気を打破するために行っていくべき方針等を強く語って頂きました。
超インフレになるので無制限に支出を拡大していい訳ではありませんが、やはり「経済・財政一体改革を着実に推進するが、”重要な政策の選択肢は、せばめることがあってはならない”」(骨太方針2022)と、改めて思いました。