一昨日、不意に電話が鳴る。
「実は寒河江やきとりを取り上げようと思っている。今週の土曜日左沢線で寒河江に行くから、君が押している“寒河江やきとり”のナビをしてほしい」
「こんな俺で大丈夫か?」
「大丈夫だ、問題ない。・・・一番いい店から頼む」
と、イーノックのようなやりとり(ネットで噂のオープニング見ただけ。買った人いる?)。
寒河江やきとりの魅力を発信していただけるのなら喜んでと言うことで引き受けたのですが、やっぱりまず最初に行くべきはさがえやきとりの祖「やきとりさらや」だろうと17時にのれんをくぐる。
なんと宴会席やテーブル席は満席で、カウンターがわずかに開いているだけ。
17時だよ?みんな(笑)
俺的セオリーにしたがい、まずは豚足(400円)。そしてそれを食べている間にやきとりを焼いて貰う。
サガリ、タン、レバー、カシラ(各120円)あたりが、さがえらしいやきとりを楽しんで貰えるファーストステップかな?
満員と言うことと、まだたぶん皆さん着座して間もないのだろう、食いが立っている時間(釣り用語ですね)なので、親父さんはひっきりなしに焼いていた。
写真では鉄板で焼いているかのように見えますが、ステンレスの板に四角い穴があいていて、その中に炭が入っております。鉄板の部分は、言うなれば「ネクストバッターズサークル」です。焼き台がそんなに大きい訳ではないので、マックスで12〜15本ぐらいじゃないかな?だからまもなく焼き上がりそうになると、次に焼く物を取り出していました(それがこの状態)。

寒河江やきとりの二軒目を紹介しようと、庄ちゃん、伊光やに行くも満席。やっぱり今日はみんな飲む日だもんね。でもそれにしたってこの混みようは、さすがやきとり文化の寒河江と言ったところか?
客人は左沢線での行き帰りなので、ここから大きくは離れられない。それならばとおくらへ。
こちらもかなり込み合っておりましたが、少し待って何とか席に着くことができました。
まずはここでも豚足(350円)から。1日でそう何度も食べることはないのですが、食べ比べたいとの話があったのでね。こちらも塩ゆでタイプですが、さらやと大きく違うのは皮付きのところかな。プルップルですな。
そして食べ比べるために、ここでもサガリとレバーをまずはオーダー。
こちらではメニューの一番最初に「とり」と「とりかわ」はあったものの、それ以外はレバー、ハツ、タン(各100円)、牛サガリ、牛カシラ(各130円)と、やはり(寒河江以外で言う)モツ焼きが基本。
シャキッと角のたった美味しいレバーと、味わいある牛サガリでした。
存分に客人に寒河江やきとりの魅力について話をすることができ、また体験して貰ったので、きっと良い感じで発信してくれるでしょう。

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