県及び県内各市町村の平成30年度の予算内示や主に予算を取り扱う3月議会の開催が間近のため、各市町村の予算の記事が先週今週の山形新聞に掲載されております。
今日は寒河江市の予算が掲載されておりました。
前年度対比で0.3%増となり過去最大だと言うこと。まあほぼ毎年増大しているので毎年「過去最大」になっているのですがね。
今回の予算の中での目玉と言えば、やっぱり「新なか保育所の整備」でしょうね。
市のwebサイトには昨年12月時点での「平成30年度当初予算要求における主な事業」しかありませんでしたので、最終的に提示された予算の金額まではわかりませんが、この時点では「さがえっこすくすくステーション整備事業(新なか保育所・病児保育施設・小児医療施設整備)」という項目で、「保育所定員を40名増員(ちなみに今のなか保育所は定員が120名ですので、新なか保育所は定員を160名にし、0歳から2歳の今需要が高い低年齢児の定員を増やすようです)するほか、保育所内で病後児保育を実施するため、新なか保育所を建設。保育所の隣接施設における小児科クリニックの開設及び病児保育の実施により、小児医療と保育の両立が実現することで、子育てしやすいまちづくりを創造」という説明で、予算要求額(現時点では変わっているかも知れませんが)977,691,000円となっておりました。
なか保育所は、昭和27年に法泉寺境内に開設し、昭和53年に現在地に建設され40年が経過しているとのことですので、たぶん私が通ったのがちょうど今のなか保育所ができた時(本日で44歳になりました)で、昨年は保護者会長もさせて頂いた思い入れのある保育所です。
そんな私的な気持ちはありますが、それとは別に、施設の老朽化・園庭が手狭・アクセス道路が狭く駐車場も狭い(詳細は前回のブログをご覧下さい)というハード面の問題、そして近年低年齢児の受入れ拡大、土曜日一日保育(現在は希望者のみ午前中だけの保育)、定員増等のソフト面での要望もありますので、「寒河江服装専門学校跡地活用」については議員時代にも提案し、ワークショップでも意見しておりましたが、私はあの跡地はこれに活用するのがベストだと思っておりました。
ちょうど1年前のブログ「なか保育所、寒河江服装専門学校跡地に移転新築」でも書いていますね。
今回高校3年生まで医療費無料化を拡大は「あるとありがたい子育て支援」、「保育所および学童保育(昨日のブログをご覧下さい)の整備」は「ないと子育てができない(仕事ができない)子育て支援」だと思います。見た目(というか聞いた感じ)は「●●歳まで医療費無料」というのがいいのですが、優先順位的には私は保育所や学童の整備の方が上だと思います。両方今回は整備されるのでありがたいですけどね。