本日は日本青年会議所山形ブロックに属する県内17の青年会議所が、17ヶ所一斉にふるさとOMOIYARIプロジェクトを開催しました。
このプロジェクトは今年で8回目を迎えます。
古くはかやぶき屋根の交換作業を村総出で協力して行うなどの「結(ゆい)」の精神と、他の人ため、思い行動する「おもいやり」をひろく山形県全域へ広めるために、継続して、そして一斉に行われています。
私達寒河江青年会議所は、今年は大井沢の地で、午前七時より道路の清掃や、現在は公民館や保育所として使われている旧大井沢小学校の清掃を行いました。
DSC_4160私は学校内清掃、特に普段は行わない、外側の窓の水拭きなどを中心に行いました。
やっていて、非常に広くてしっかりしたつくり(耐震化もされている)だし、キレイだし、良い学校だな〜と思っておりました。
終わったあとに玄関を見てみたら、平成6年に建設された事がわかりました。確か平成19年に休校しましたので、10年ちょっとしか学校本来としての使い方はされなかったようです。

・・・平成6年だったら、今後人口がどうなるのかとかは、だいたい予想ができていたと思います。
大井沢小学校はどうだかわかりませんが、小学校建設には10〜20億円かかるそうです。
こういった予算の議論は、議会で行われるわけですが、未来、今回であれば10年程度という非常に近い将来をしっかり想像して、この地域が一月後、10年後、20年後にどうなるのかを考えてやらなくてはならないと思います。
これは小学校限らずハコモノ全般に言えますが、この施設(今回の場合は小学校)を利用する人が、どこに、何人住んでいるのか。
建ててしまったハコモノは、使う人がほとんどいなくなっても、人口構成が変わっても、借金、つまりは返済のための住民負担が増え、それは住民の可処分所得の減少であり、結局のところ住民一人一人の夢をかなえるチャンスが減少することは確実。
ハコモノの整備とその地域に必要な機能の整備は別物なので、その「将来性・予測」をしっかりしなければならないと、改めて感じました。
今話題になっている新国立競技場。当初の予算よりも莫大なお金を使い建設するようですが、それは一月後、10年後、20年後にどうなるのかを考えているのでしょうか?ハコモノを建てる時の費用は、そのハコモノを最後に取り壊すまでに必要な費用(維持費〜取り壊しまで。ライフサイクルコストと言われる)のおおよそ2割と言われます。
それを将来にわたって払い続けるのですが・・・そこまでの議論はされていますよね?
もちろんながら。
DSC_4164終了後、子ども達を連れてゆめタネ@寒河江開催中の、最上川ふるさと総合公園へ。
暑かったので長男はお祭りアイスを。
この時期秋田に行くと「ババヘラアイス」と呼ばれるのがこれですよね?
アイスというかシャーベットなのかな?甘すぎず、なんだか懐かしい味です。

いいね!・フォローで応援宜しくお願いします。