寒河江中部小学校の学童保育クラブ「わんぱくクラブ」役員と、市の担当課との話し合いに参加しておりました。
今年1年生の学年委員長をさせて頂いておりますが、今年は人数が多く、4クラスでした。
一つ上の学年が2クラス、その上は全て3クラスなので、今年多かったのは比較してわかって頂けるかと思います。
そして比例して学童保育に来る子供の数も増え、わんぱくクラブはいっぱいいっぱいになりました。

改めて学童保育クラブについて説明しますと、「共働き家庭など留守家庭の小学校に就学している児童に対して、学校の余裕教室や児童館、公民館などで、放課後等に適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る」事を目的としており、以前だと「おおむね10歳未満」となっておりましたが、平成24年の児童福祉法改正により、平成27年4月以降から対象年齢を「小学校に就学している」児童となっております。
2000年以降共働き世帯が増えており、そんな共働き世帯にとってまず最初に立ちはだかるのが「保育所」の問題。出産後働きたいので(もしくは働かざるをえないので)少子化が進んでいるというのに保育所のニーズは高まる一方。そしてその次に立ちはだかるのが、いわゆる「小1の壁」。
我が寒河江市の場合、市立保育所は最大19時まで延長可能で、開所前の午前7時から預ける事もできます(早朝と夜の延長保育)。しかし小学校はそうはいきません。特に小学校入学したばかりのときだと、お昼頃に終わってしまい、おじいちゃんやおばあちゃんがいないと誰がお家で迎えられるの?見る(行政的には「保育する」というのかな)の?これがいわゆる「小1の壁」です。
これを解消しようとしたのが、学童保育クラブになります。

話はちょっとそれたので寒河江中部小学校と学童保育クラブの話に戻りますが、中部小の来年の1年生は今年と同程度見込まれており、今年の入学者数と学童保育を希望する家庭の率から計算すると、どうやっても現状のわんぱくクラブでは対応しきれずパンクする事が目に見えております。その対策について、行政でできる事、そして基本的に学童クラブは民営(寒河江市の場合公設民営)なので、運営側でやれること、やらなくてはいけない事などの話し合いでした。
私は本来この席に入るような役ではないのですが、これまでの経験上行政と親・運営の両方の考え方や立場もわかるつもりなので、うまくやれる方法・方向を出せるよう、私にやれることはやらせて頂きたいと思います。

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