昨日東京都議会議員選挙がありました。それをうけて、本日ニュースで流れてきたのがこちら
小池氏、都民ファ代表退く

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170703-00000054-jij-pol

まあそりゃそうなりますよね。
議会から首相を選ぶ「議院内閣制」の国会と異なり、地方自治体は首長と議員(議会)を別々に選ぶ「二元代表制」。
「二元代表」なのに「どっちもトップが同じ」では、「執行と監視(提案と議決)の分立」が無くなる訳ですし(そういう意味では「市場移転は知事に全ておまかせ・白紙委任」という党の方針はおかしいと私は思う)

ちなみに今回の都議会議員選挙。
落選した方とマスコミは「国会が・・・」と言っておりますが、山形にいる私でさえ「おかしい」と思った自民党東京都連のこれまでの行いが主因だと思いますよ。
東京都議会という、日本の一番大きな地方議会なのに、ものすごく古くさい体質で、制度もこっちだったらとっくに廃止しているようなのがまだまだ存在しております。
「国会を騒がせた問題」が主因なら、自民党以外の政党の議席数が伸びるはずでしょうから。
一生懸命「安倍首相の責任」とレッテル張りをしたいマスコミにはうんざり。
また落選理由として「国会運営」や「大臣が・・・」を上げる候補者に「違うよ、まず自分の不徳の致すところだろう?」と伝えたいですね。
ドンの後継者と言われる方のインタビューをたまたま見ましたが「それ、あんたが口にすることかい?ドンとやらがどんな評価かわかっているかい?」と、ツッコミたくなりました。編集で一部が切り取られたとしても、ずいぶんな言いぐさだなと思いました〜。

大好きな「讃嘆の詩」(住岡夜晃)の一節にはこうあります。
※私が落選したときに出会った書籍です。もしかしたら、自民党の東京都議連は生まれ変わるために、古い体質を精算するための敗北だったのではとも邪推したので、たぶんこの状況にピッタリではないでしょうか。

若人よ
くれぐれも君に同情する
だがわたくしは 君の周囲が悲惨であり 淋しく孤独であることに同情するよりも
もっと、君が温室の花のごとく 今日まで弱々しく育ってきた君の過去の幸福に同情する
若人よ
その逆境を喜べ
枯れる葉は枯らせよ 落ちる花は落とせ
しこうして今一度
霜雪と戦って 芽を出し枝をのばし 花を咲かせよ
汝の真価は ただそこからのみ生まれ
汝の光は 苦闘によってのみあらわれる
あえて叱咤す
青年よ 涙の谷底より起ち上がれ

「旧体質の自民党都連の枝葉を落とすための選挙」と考えれば、それはそれでよかったのかも知れませんね。人ごとなので勝手に放言しますが。

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