本日読んだのはこちらの記事
上毛新聞
近所の足に電動バス 桐生の自治会導入へ 高齢者支えて免許返納促す

https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/40585

群馬県桐生市堤町の自治会が、買い物弱者向けに低速電動バス導入の準備を進めている。行政の助成を受けず、自治会主体で公共交通を新設する珍しい取り組みだ。高齢者が運転する車の事故が全国的な社会問題となる中、免許返納を進め、皆が住みよい安全な町をつくれるだろうか。
「会話が楽しくて、認知症予防になる。週に2回くらい運行してくれれば、免許を返納してもいい」と導入を期待する。
自治会長は「路線や運賃をどうするか、誰が運転するかなど、課題を一つ一つクリアしていきたい」と意気込む。
有識者は「補助金に頼らず、住民の力で継続できる体制をつくることが大事」と助言。(抜粋引用ここまで)
寒河江市にも地域循環バスがありますが・・・まあその問題点はブログに何度も書いたのですが、一言で言えば「コスト」。利便性が格段に高いタクシーよりお金のかかるような状態では、そのうち「やれなくなる」のは火を見るより明らかかと思います。
しかし、最近ニュースでも流れることの多い「高齢ドライバーの事故」の問題もありますし、なにより寒河江は雪が降るので、歩いて・自転車で買い物というのも厳しい。
この取り組みのスゴイナ〜と思うのは「継続運行の仕組み」だと思います。
全てを自治体・行政に頼るのではなく、市民自らが移動手段についてしっかりと向かい合って、しかも継続的に運行できるような仕組みを考えている。
自治体ではなく「自治会」で導入。しかも補助金に頼らない運営体制づくり。
今後増えていくのは、こういう方向だと思います。

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