寒河江市議会では、市議会議員が病気や怪我などで長期入院・療養した場合、議員報酬を一定割合カットしようという特例(議員報酬は条例で定められているのでその特例)を提出したいと思っております。
それについて市民の皆さんから意見を寄せていただきたいのですが、通常パブリックコメントはホームページ上で募集しメールかFAXでお答え頂くのですが、「そんなんで充分な意見が集められるのか?」といつも指摘しており、ホームページを見ない世代の方からも見て意見を頂きたいと、市報に折り込むことにしました。
しかしながら議会には予算がない為に印刷会社にお願いする事ができないので、原本を私が作り、寒河江市の全世帯分(14,000枚)インク代と紙代はかかりますが)、議員総出で各町会毎に枚数を数えて割り振りしております。
昨日は10,000枚。今日午前で印刷は終わるかな?

議員報酬および定数については、現在も協議の途中です。
協議の結果どうなるかわかりませんが、まずはその前段階として、休んでいても満額もらえるのを修正するのが今回の案です。たぶん山形県内では初になるのではないかと思います。
山形県の場合、山形市は突出して議員報酬および政務活動費が多い(人口も多いですからね)ですが、他市は寒河江と大体同じ。町はもっと少ない。だから兼業じゃないときつい(だから山形市以外は60歳以上の定年後に選挙に出る人が多い)のです。

全体的な削減については、ひとりひとりの報酬を減らすか、数を減らすかというところになります。
「寒河江市をよくするために、ボランティアの気持ちでなろうと思ったんだろうから、報酬を削減してもいい」という方もいらっしゃるかと思います。確かにそうです。
ただ、議員はボランティアで充分というならば、議員報酬に頼らなくてもいい方のみ(社長である・農業をやっている・子供はもう巣立っていて、年金でくらしができる)が議員になる事になるので、非常に間口が狭くなるしだいぶ偏った意見になるのではと、私は考えます。

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