本日の山形新聞に、このような記事が載っておりました。
民進、衆院県1区に荒井氏 JCで要職、月内決定へ調整

http://yamagata-np.jp/news/201612/16/kj_2016121600369.php

 次期衆院選に絡み、民進党が同党公認の候補予定者不在の県1区に、会社役員の荒井寛(かん)氏(43)=山形市蔵王上野=を擁立する方向で最終調整に入ったことが15日、関係者の話で分かった。(中略)
 山形市出身の荒井氏は、これまで日本青年会議所東北地区協議会長、山形ブロック協議会長などを歴任。現在は県PTA連合会長を務めている(引用ここまで)

「青年会議所」と「選挙」という単語が並ぶと、なんか関わってはいけないみたいな話が出てきます。
確かに青年会議所は政治に対する正しい意識を昂揚し、選択できる場作りとして公開討論会なども企画運営しています。しかし、個人はどうなのか?
最初の選挙の時は、周りのみんなに声がけしました。選挙運動です。
そして当選した半年後に、青年会議所に入りました。
そして迎えた2回目の選挙。
これまで声がけしていた人には青年会議所の人もいます。その人には声かけちゃいけないの?
非常に悩みました。
そして結局その呪縛にとらわれ、逆に1回目の選挙よりも人に声がけできない状態になりました(その程度で落選した訳ではないのですがね)
そして調べました。
そう、最初から調べれば良かったですね。
根拠となるのは、なんと私が生まれる前からある「1972年1月全国理事長会議申し合わせ事項」の「青年会議所運動と選挙活動についての見解」。
要約すると
●各地会員会議所は”組織として”特定の政党、政治家および候補者の支持、応援、選挙運動などはNG。
●もし会員の中から立候補する場合は、青年会議所を代表するものであるかのごとき印象を与えるような表示または言動はNG。
●会員が選挙の応援を行う場合は、青年会議所推薦と言うような印象を与える表示または言動はNG。
と言う事でした。
組織としてNGと言う事は、例えば理事長の指示の元にメンバーを動かしたりしてはダメという事でしょう。もしくは選挙事務所の組織の中に青年会議所が組み込まれているとかね。
だから(もちろん今回の荒井さんは現役ではないですが)個人的にお願いしたりする分には全く問題ないようです。
だよな。青年会議所入ったら、逆に声かけられなくなるなんておかしいもんね。

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