各地で決算議会が終わったせいかわかりませんが、今週に入って急に「財政難」のニュースが続々出てきました。
「危機的な段階に突入」愛媛県西予市が財政危機脱却プラン 国交付金減少 市“貯金”9年前の94%減に
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6df74745090ce3e49a3ec73a4a80ea456280b3d
財政調整基金、年度末に枯渇見通し 旧荒尾競馬場跡地の再開発費など増える 熊本・荒尾市
https://news.yahoo.co.jp/articles/d42ae4ac74b56fa9cf2e64a7fcc238327b5c8120
財政難の埼玉・飯能市、来年度22事業廃止もまだ9億円足りない…
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5cbeac83d8efbd72d420c5278aacfb7f7f37d19
その他に、もう既に多額の財源不足が発生することがわかり、健全化に向けたプランをつい先日策定したところもあります。
笠岡市財政健全化プランの策定について
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/13/60553.html
今年7月、ふるさと納税でこれぐらい入るだろうと見積もって予算を組んでいたが、産地偽装で募集を中止。そのため当初予算のおよそ1割を削減する補正予算を提出することになった長野県須坂市の事例もあります。
須坂市財政健全化実行宣言
https://www.city.suzaka.nagano.jp/soshiki/1030/6/zaiseikennzennka7255.html
先月行われた令和7年第3回寒河江市議会定例会での一般質問で取り上げた「公共施設の今後の維持管理について」と根幹は一緒なんですが、必要な、望まれた公共施設の建て替えであっても、人口減少・税収減が明らかな状況下で借金(起債)で財源を賄えば将来払えなくなるのは当たり前。
まさに「入るを量りて出ずるを為す」。
収入を過剰に見込むようなことをせず、限られた財源をどう有効に使うかを常に考え、それをしっかりと私達議員はチェックする。
公共施設の財源となる「市有施設整備基金」がは、令和元年度末に5.9億円だったところ、令和5年度末では16億3,500万円と、順調に積み増しを図ってきたが、令和6年度は積み増すことができませんでした。
与えていただいた、議員の役目、これからもしっかりと担ってまいります。



