本日、山形県庁から発表されました「公民館等でのオンライン診療モデル事業の実証開始について」。
山形県初となる今回の事業は、大江町役場の会議室と寒河江市立病院をネットでつなぎ、現在寒河江市立病院に大江町から通院されている方をオンラインで診療するというものです。
今回は役場の会議室や公民館での事業ですが、私はこの「オンラインでの診察」は、これからの時代に非常に有用だと考えています。
◯待ち時間が少ない…診察時間は5〜10分程度なのに、お医者さんに行くと30〜60分ぐらいかかり、大きな病院だと半日や1日がかりも少なくありません。特に共働き、しかも子どもが受診なんていう場合は、すごく良さそう。
◯自宅からの距離が関係ない…今回のケースは大江と寒河江という比較的近い距離で、車がある人にとってはなんてことない距離ですが、車がない人、あるいはもっと遠くのお医者さんに診て頂く(距離的制限がないなら、山形の人が東京のお医者さんに診てもらっても、逆に待ち時間が少ないので東京の人が山形のお医者さんに診てもらってもいい)ことも可能になりますね。
今回は病院から派遣される医療従事者が、役場で患者さんの診察と通信機器の利用を補助しれくれるそうなので、操作の負担がないのもいいですね。