本日流れてきた日経BPの記事。とても興味深く読みました。
ナウル、世界一の贅沢に溺れた国の結末
不労所得による繁栄は、地獄への入り口

ナウル、世界一の贅沢に溺れた国の結末:日経ビジネス電子版

太平洋にナウル共和国という小国がある。リン鉱石による莫大な収入で一時は税金や医療費、学費などすべて無料で、働く必要がなかった。しかしやがて、リン鉱石が枯渇した…

以下引用
サウジアラビアについては、これまでは時折、テレビ番組などで「原油産出国の金満ぶり」が紹介されるくらいでしたが、今回もその政治的・経済的背景よりも、サウジ側が持ち込んだ「エスカレーター式の特製タラップ」だの、「移動用のハイヤーが数百台」だの、「随行者1000人以上が都内に宿泊」だのといった、芸能週刊誌じみた下世話な話題ばかりが前面に押し出された報道がなされていたように感じます。
しかし、今回の訪日で重要なことはそんなつまらないことではありません。なぜサウジアラビア国王が御自(おんみずか)ら極東の日本くんだりまでやってきたのか。その理由にこそ、現在サウジアラビアが置かれた切実な窮境があります。
引用ここまで。

あまりTVは見ないのですが、特に嫌いなのはワイドショーのたぐい。
私にとってはどうでも良いような内容の事しか出てこないのでね。サウジアラビア国王のお付きの人の人数がすごいとか、そんなのどうでもよくて、なぜ来たのか、今サウジアラビアはどうなっているのか、そこをもっと皆さんに伝えるべきだと思います。
さて、記事の話しに戻りますが、主として出てくるのが「ナウル」と言う国。
私は「世界の果てまでイッテQ」で初めて知りました(←バラエティーとお笑いだけは見る)。
「リン」採掘で莫大な富を得、国民に還元したため、国民は働かなくなり贅沢三昧。枯渇したら、もう前の生活には戻れない。
産油国もその道を通りそうなので、今回サウジアラビアの国王がいらっしゃった訳ですしね。
日本は地下資源が乏しいのでそうはならなかったけど、今の日本が豊かなのは先人達の努力の賜。これを食いつぶしたら・・・。

以下引用
「不労所得」という禁断の果実にひとたび手を出したが最後、あとはけっして後戻りできない“亡びの道”を一直線に歩むことになります。

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