本日の日めくりカレンダーに書かれていた言葉「天は自ら助くる者を助く」。
高校の英語で茂木先生から習った諺「Heaven helps those who help themselves」(もともとはラテン語の古い諺らしい)の和訳。
私的にこれを意訳すると「努力している者に、天は味方してくれる」って事になるんだと思うんだけど、「セレンディピティ」(偶然に物事を発見する事)と同じようなことではないかと思っております。
ノーベル賞受賞者、鈴木章教授の言葉。
「何もやらない人はセレンディピティに接する機会はない。一生懸命やって、真剣に新しいものを見つけようとやっている人には顔を出す」。
セレンディピティの具体例としてネットでよく出てくるのは「万有引力の法則」や「ペニシリンの発見」ですが、私は「青色LED」の話がまさにそうだなと思います。
青色LED誕生の話
消費電力の少ない照明として急速に普及した発光ダイオード(LED)。青色のLEDは、赤や黄に比べて作るのが難しく、不可能とさえ言われていた。
何度も何度も実験したがうまく行かず、たまたま電気炉の調子が悪くて温度が上がらなかった時、偶然青色LEDを作ることができた。
一生懸命トライしたからこその結果、王道を貫いたからの結果ですね。