日本人に一番愛されていると言っても過言ではない花、桜。
主はソメイヨシノでありますが、桜は多品種。
桜を見ると春を感じ、なんか嬉しくなったりする遺伝子が日本人にはあるような気がします。

さてソメイヨシノが咲くのは東京だと今週末あたり、この辺だと4月中〜下旬ぐらいですが、真冬に咲くのが山形県が日本一の出荷量を誇る「啓翁桜」です。
寒い時期に花を咲かせるためには、枝を切り出してきて春が来たと勘違いさせるために暖める訳ですが、その処理をする前に気温8度以下で500時間以上過ごさせないとダメなのだそう(春の前に、冬をしっかり感じさせないと、花が咲かないって事なんだろうね)。
山形県は秋の訪れも早いので、桜も早い時期から休眠状態に入るために、他地域よりも早く目覚めさせることができるので、大事な冬場の農作物になっているようです。

啓翁桜は、1930年に福岡県久留米市で作られたのがはじまりだそうですが、寒河江でも栽培されております。
多分そういった農家さんから頂いたりお花屋さんで購入するのでしょうか?
この時期になると企業や店先でもよく見かけたりします。
なんか春って嬉しいような、でもちょっともの悲しいような季節ですが、桜はまさにそんな印象を与えてくれる花ですよね。

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