DSC_3094今日はこちらへのお参りから始まりました。
子どもたちを保育所に送り市役所によったあと、所要により寒河江八幡宮へ。
冬の凛とした空気がより一層厳粛さを醸し出しておりました。
DSC_3095午後からは寒河江市議会構成常任委員会の管内視察ということで、寒河江市立病院へ。
市立病院の現状と課題というテーマで、お話を伺いながら研修させていただきました。
寒河江市立病院に限らず、現在問題となっている公立病院の課題は、なんと言っても医師不足や経営感覚の欠如(自治体病院なので市役所の職員という、ゼネラリストが病院経営というスペシャリストがやるべき運営している為)、高コスト体質等の問題などによる経営悪化。
総務省は平成19年12月に「公立病院改革ガイドライン」を出しており、その中の「公立病院改革の3つの視点」として、(1)経営効率化、(2)再編・ネットワーク化、(3)経営形態の見直しをあげており、公立病院の目指す経営形態として、地方公営企業法全部適用(全適)、非公務員型地方独立行政法人(独法)、指定管理者制度、民間譲
渡の4つの形態が示されています。
DSC_3096寒河江市では、平成23年6月に県から公表された「西村山地域における医療提供体制将来ビジョン」を受け、「新第5次寒河江市振興計画」策定時の市民アンケートに基づく、市民の医療ニーズに対応していくため『寒河江市立病院アクションプラン』を策定している。しかしながら経営改善にはいたっていない。
また今回視察させて頂き改めて思ったが、非常に建物自体老朽化しており、現在求められている医療体制と建物の作りがマッチしていない印象を強く受け、これをニーズに合わせるには大規模な手術が必要だと痛感した。
市長は先の定例会の一般質問の中で、今年度中に経営形態についての案をまとめるとのことだったので、どのように考えるのか、決定するのか、注視しなくてはならないと思う。

いいね!・フォローで応援宜しくお願いします。