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毎週木曜日は日本泳法スクールの日

毎週木曜日は、グートスイミングクラブにて日本泳法(以前は古式泳法と言っていた)スクールの日です。
俗に言う「横泳ぎ」(当流派では一重伸・ひとえのしといいます)等の初歩的なものを皆さんにお伝えしております。
現在日本水泳連盟が公認している日本泳法13流派の一つで、私どもが継承している水府流太田派(江戸)以外には、水府流水術(水戸)、向井流(江戸)、観海流(伊勢)、能島流(和歌山)、岩倉流(和歌山)、小池流(和歌山)、主馬神伝流(伊予大洲)、神伝流(松山)、水任流(讃岐高松)、山内流(豊後臼杵)、小堀流踏水術(熊本)、神統流(鹿児島)があります。
なぜ遠く寒河江の地にこれが受け継がれているのかというと(ちょっと話は長いのですが)水府流太田派第4代の本田師範が東京高等師範学校の水泳師範をしており(明治38年)、この東京高等師範学校で学んだ水泳上達者に中学校水泳指導資格証書が授けられ日本全国の中学に普及。
そのうちの一人、山形県鶴岡中学校教員斎藤忠雄が山形県鼠ヶ関海岸で山形県・秋田県の中学校教員・生徒に水泳指導を行う。寒河江中学校(現在の寒河江高校)水泳部が鼠ヶ関海岸で斎藤を師範とし大正12年(1923年)8月に創部。以来寒河江高校水泳部は93年の長きにわたり、この水府流太田派を継承しております。
なお、水府流太田派の水術は、2012年8月に寒河江市の無形文化財として指定されております。
こちらの映像で詳しく説明されていますので、参考にどうぞ。

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