DSC_3844ブログ開設以来の、すごいアクセス数になった本日。
市の予算書・決算書、関連書籍などを整理したら、スッキリしたデスクになりました。
悔いはないのですが、実は敗因というのはしっかりとわかっております。

●私の資質。これが第一。
●選挙はやっぱり選挙。「自己満足」では伝わらない。
自分自身他の方の選挙に関わった時の気持ちを考えると、「やっぱりみんな忙しいし、自分の空いている時間を使って手伝えるぐらいならいいよな〜」って思っていました。
そこで「無理に頼み込んでの組織を作らない(いわゆる地盤)」「そういった組織やご近所・町内会や友人を無理に動いてもらうのではなく、事務所は人が少なく、お金をかけない小さな選挙をする」「これまでの選挙の常識とされていた大騒ぎする事(朝から夜までの連呼行為、無差別な電話作戦)は住民の生活に迷惑になるので、できるだけ静かな選挙をする」というのが、今回においての私の選挙に対する考え・理想でした。
そしてそうしなくてもいいように、議場では誰よりもしっかりと審議をする、一般質問に取り組む、選挙前だけではなく4年間継続的に活動を報告(webはもちろんそうですが、紙での活動報告書も約半年に1度配布。だから、今回選挙でのお金はほとんどかけていませんが、その分4年間活動報告にお金をかけているので、トータルで見ると前回以上にお金はかかってます)してきました。
もちろんそれで当選されていらっしゃる方も全国にはおられますので、間違いではないのですが、残念ながら私レベルでは、やっぱり選挙は選挙としてしっかりと体制作って、これまで通りのやり方でやらないといけなかったという事です。

また、選挙のやり方としては年齢の上の方との私の意識の違いもあったようです。
上の方だと選挙カーが廻ってくること、電話がかかってくることは「頑張っている」と受け取る方も多いようでした。

そういう技術的というか枝葉ではなく、根幹のところとしては、しっかりと思いや政策は伝える。しっかりとお話は聞く。
そしてその上で、やっぱり人に協力をお願いするしかない。
お願いというよりも、自分のファンになってもらえる人(「あいつの為なら」と動いてくれる人)を増やしていかなければならないんだなと思いました。

寒河江の大先輩曰く「自分の頑張りで獲得できるのは、よくて250票。あとは票を取ってくれる人を集めるしかない。そして1,000票獲得できる組織を作らないと、絶対に無理。どんなに議場で頑張っても、良いこといっても、いいことやっても、そんなことはおおよそ伝わっていないし、伝わったとしてもそれで投票するかはまた別だ」との事でした。

結局のところ、「こうやっていればきっと伝わるハズ」「議場で発言していれば、みんな見てくれているハズ」という、自己満足の世界に入っていた事がわかりました。
やっぱり選挙は口コミなんだと思います。
組織がどうこうと書いていますが、そういった組織も結局は「あいつを議員にさせたい」と思ってくれる仲間な訳でして、廻りの人達にしっかりと伝え切れていなかった。だからその人達も、廻りに私を薦めることができなかった。
投票所でなんて名前を書こうが他の人にはわかりません。結局言われたから書くなんて言う人はいないわけで、書こうと思って自分で鉛筆持って書いているわけですから、名前を書いてもらえるまで私の印象が無かった、伝わっていなかった、その一言に尽きます。
それを全てひっくるめて、私の甚だしい思い違いがこの結果になったと自覚しております。

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