20年前の卒業制作と今の自分と

今日は仕事で、午前中山形市飯田へ。
住所からはわかりませんでしたが、青春通りのすぐそばでした。
そんな訳で、母校の芸工大前を通過して帰ってきました。
今42歳（まもなく43）なので、卒業して20年も経っているのね〜。
大学は今は年末年始でお休みでしょうか?
20年前は、今頃卒業制作に追われていたかな？いや、遊んでいたかな？ｗ
ちなみに私の卒制は、お値段や立地など、条件をクリックして入力していくと、その条件にあった山形市内の蕎麦屋さんを紹介するシステム。一応映像コースなので、そのお店ののれんをくぐるところから、おそばが出てくるまでは動画で紹介し、その画面が消えるとオススメメニューや地図、そしてプリントアウトボタンが出てくるというやつ。
卒制は山形美術館で展示され（映像コース作品は映画館でしたが、私のはパソコンを使うシステムなので美術館に展示された）、全国から卒業生の親御さんがたくさん美術館に訪れました。そして「せっかく山形に来たのだから、美味しいおそばでも」と考える方が多かったのか、「どういうそばがいい？」とPCから流れる私の声が美術館に流れ、PCの前に長蛇の列ができると言う変な作品でしたw
当時は山形市の入口（南側）のガソリンスタンドでバイトをしており、観光客の方からよく「山形のおそば屋さんどこがオススメ？」と聞かれていました。ただ「人の好みはそれぞれなので・・・」と対応に困った経験から、それらを条件として入力すれば「あれ？美味しいと聞いたのに、なんか違う」というミスマッチがなくなり、山形のおそば屋さんが今以上に流行る＆山形にそばを食べに訪れる人が増える・・・と思って作ったもので、自分の中の何かを表現する芸工大っぽくない卒業制作だったと思います。
・・・やっている事今でもあまり変わらんね。
根本にあるものが変わっていないからだな。

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@goto_sagae