今朝携帯で撮影した、我が家から見る長岡山・さくらの丘。
明日はこちらで「さくらの茶会」ほかイベントが行われますよ。
でも私はこの写真を撮ったあと研修を受けるために東京に移動しちゃったんですがね。

さて私は今日明日の2日間、地域プロデューサー育成塾研修に参加するため東京市ヶ谷(初めての訪れた場所)に来ました。
塾長は全国を駆け回って地域おこしをしている木村俊昭氏。
また「やねだん」の公民館長のお話や「地域活性化事例(福祉・介護)」なども入っているため、日本青年会議所主催の研修ではありますが、会議所メンバーというよりも議員の研修として参加させて頂いている感じです。
今年がラストイヤー(40歳になると青年会議所は卒業)なので、可能な限り研修などは受け尽くしたいとw
まずは木村塾長の挨拶からはじまり、最初の講師は「やねだん」の豊重さん。
やねだんってご存じですか?
鹿児島県の大隅半島中部、鹿屋市串良町の柳谷地区。柳谷のことを地元ではやねだんと言うそうだ。尾花沢の事を地元では「おばね」と言うのと同じか?w
ここは行政に頼らない「むら」づくりとして、とても有名なところ。約120戸・300人の小さな集落だが、公民館長に就任した豊重さんを中心に、さつまいもを植えてそれで焼酎を造ったりして自主財源を確保。そのお金で独自の福祉や青少年育成に取り組んでいる。
しかしそれは豊重さん一人のマンパワーではなく、地域住民の参加意識によるもの。
今回の研修では、その「どうやったら人は動くのか?参加してくれるのか?」等を含めて講義を頂いた。
以下私のノートの走り書き。(自分用でごめんなさい)
・説得ではひとは動かない。分かりやすく説明し、納得、理解が重要!。理解されるために、地域づくりは数字で語る(人財は財務ができないとダメ)。集落はゆりかごから墓場までの混合体。誰でもわかる言葉で説明する事が大事。
・1、みなし法人・住民自治→2、自主財源確保→3、還元。その結果住民が参加してくれた結果、医療費、介護費が少なくなった。
・感謝の人脈が繋がっていく。
・土台作り。自分が脇役。
・企業会計原則。人財・帳簿(数字で語る)・総力戦・納税。
・リーダー不可欠。感動と感謝で人の心を揺さぶる。リーダーは親しみやすくて近づきがたい人(勇気と度胸)。有頂天にはなるな。地域活動に補欠はいらない(レギュラーだけが頑張って補欠がそれを見ているのではなく、全員でやる。補欠のいない地域づくり)。やれる人だけがやっていると、必ず飽きが来る。だから全員でやる。応援席を埋める。つまりボランティアがいっぱい。その為にはEDUCE(=引き出す)。地域住民を全員フルネームで呼ぶ。笑顔。快諾
・目を反らす人=反目者。意見を聞き、それを自分の政策として入れられるか。。
・人を納得させるには、3歩進んで2歩下がる。ついてきているか?後ろを見て目配り。気配り。心配り。あわてない、急がない、近道しない。
・町内会費をもらわない方法。会費って何に使っているの?300人のやねだんには神社仏閣はなし。そこで1,000万円稼ぐには?例えば視察を受けて2万円、その際に出す主婦が作る旬膳1,200円etc。行政型の人集めはもうできない。話題性がないといけない←高校生←お年寄りが引き出される。マイクを握るのは、町長や助役、収入役などではなく子ども。
・ワイドな企画はやめる。1年に1つ(1コマ)しか企画を出さない。外からアイディアを拾う。後継者がいかに動いてくれるか。リーダーは覚悟しろ。まだまだ地域活性化には行政に依存する部分も必要であり、行政には大いなるエールを送りたい。
・地域の人口分析を行う(商売なら来客名簿ではなく顧客名簿で分析)。やねだんの場合は住民の1?2割の子どもを維持。人口が減っていく。それを当たり前と思うなら地域プロデューサーの出番はない。じゃあどうするか?どう対策を考えるかが仕事。街の総合計画(10年間の計画)を読み、5年後10年後15年後20年後の人口推移を考慮し、課題を解決する。先取り政策。
・高齢者対策だけでは夢も希望もない。だから文化、つまり芸術。福祉と子どもを語らなければ地域は語れない。空気を読む。地域を読む。
・円満な和を基本に。先人達の偉業を讃えて。先輩の心を敬い、感動感謝の活動。
・ビジネス感覚と地域経営学を共有。情熱は人を動かす。
・人間は誰もが社会貢献できる力を与えられている。それを使わないのはもったいない。
・コミュニティースクール。年間170日ぐらいは子どもは学校には行っていない。行かない日はお年寄りを講師にしてスクールを行う。
・リロケーション。物語的なPB(プライベートブランド)。ネーミング、地域をブランディング。
・メディアには時間帯がある。都会向けは夜遅く、田舎向けは夜早い時間帯。
・焼酎やねだんは当初1,000本作成。1人10本全部住民に配った。1本は手元に置くが残り9本は知り合い・親戚などに。自分がした事だから熱が入ったPRをする。
その後、地域活性化事例(福祉・介護)の講義。
・法律が同じでも地域によってやり方が異なる。「私はこうやってきました。こうやっています」ではなく、地域の声を聞きながら。
・沖縄 オール伊江村
・坂戸市(城西大)情熱カレー 休耕地活用プロジェクト
・釧路町と鶴居村の、海と山のコラボ
・北上JC 地域のプロが地域で働く夢を魅せます。魅ッジョブ
・老人クラブが主体となる「シニアヘルパー」(札幌市)
・学校改造プロジェクト「当事者研究」。薬は最低限配布。薬よりも仲間を処方して欲しい。
・観光の街 障害者からの目線・・・車いすで移動できるというハード的なものは大変だが、ちょっとした心遣い・心配り・ちょっとした手助けがあるといい。
・誰にでも出番を作る。福祉プロデューサーは黒子。主薬は本人。
・例えば2012年37.4%の高齢化率が2030年には47.2%に。衰退する商店街・住宅地・農村部→歩いて暮らせる街作り。活気ある中心街に。
・サスティナビリティ。グローバルとローカル。
・東京都中野区 「地域支え合い推進条例」(H23.04.01)
・気になる事10。The板橋仕分け人・コンプライアンスハンター・板橋区のBCP(文字判別できないwDかも?)
・職員から区長への手紙・私が区長だったら選手権(甲子園)・板橋ほっとステーション・職員研修・板橋区職員のいのちの手紙・めきき訓練教育・板橋福祉バックアップセンター
ぎっちり研修が終わったあとは、グループのみんなと夕食兼懇親会へ。
閉店時間までいろんな話をさせてもらいました。

ゴールデンウイーク初日だから?いや、土曜日だからかな?ホテルも空いているところ少ないし高いし。
事前予約しておけばよかったなぁ。
まあその辺に泊まれるだろうと思いネットで調べると、やっぱり最安で8〜9000円はする。
考慮した結果、どうせ8〜9000円使ってもただ寝るだけだし、カプセルホテルにとまろうと新宿へ。
ここグリーンプラザは歌舞伎町で飲んだ時などに何度か泊まった事あります。
その時は雑魚寝だったのですが、今日はカプセルを予約して宿泊。
サイズ的にちょい狭いけどまあ問題なし。

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