今日から2泊3日で、会派メンバーと先進地視察研修。今回は高知県・香川県におじゃまします。
寒河江から仙台へ移動し、仙台空港から高知空港へ。
今回会派の幹事長という事で全ての仕切りをやらせていただいたのですが、まあまず、四国への交通手段が少ない。便数が少ない&高い(九州の方が便数が多く、安い)。でも場所ありきじゃなくて、見たい物があるから選んでいる訳なのでしょうがないね。
初日は半日移動。高知県安芸市役所へ。
「四国東南海岸癒しのAMAロード」について勉強させていただきました。
AMA(あま)ロードのAMAとは、「四国東南地域」の阿南市(Anan)〈徳島県〉と室戸市(Muroto)〈高知県〉、安芸市(Aki)〈高知県〉の三市が取り組んでいる、県境を越えた広域観光のシンボルネーム。
 四国では、本四架橋をはじめとする交通アクセスの変貌により地域格差が広がりつつあるそうで、四国東南地域は高速道路(四国を巡回できる高速道路の八の字計画がある)が未整備で、阿南市、室戸市、安芸市の3市は「室戸阿南海岸国定公園」など素晴らしい自然や特色ある地域資源を持ちながら、観光振興面で後れをとってきた。
平成19年5月四国市長会において阿南市長が、室戸市長、安芸市長に「三本の矢のごとく、互いの力を結集し、広域的かつ戦略的な観光振興をめざそう」と提案。平成20年5月28日に、3市が県境を越えて観光振興などに取り組む「AMA地域連携協定」の締結調印を行った。
観光客の動線から見れば、自治体ごとの「点」の観光策では限界があり、各地の魅力を「線」で結ぶ広域的な周遊コースの設定や情報発信が不可欠である。こういった背景から、我が寒河江市と周辺地域の河北町・西川町・朝日町・大江町の1市4町が連携して広域観光を推進する「山形どまんなか探訪プロジェクト」が2012年4月に設立された。山形県のほぼ中央(どまんなか)に位置する西村山地域が一体となって、魅力ある観光資源を県内外に発信していくもので温泉のスタンプラリーや絵はがきの販売などに取り組んでいるが、安芸市の担当者が最も効果を感じたのが「県や国の取り組みに対して、1市だけではなく結束して訴えていけるところ」だと語っていた。
全国には特定の観光地だけで経済効果が望める集客型観光方式が通用する地域もある。しかし、そうした地域に対抗するには、観光客のニーズや社会情 勢を把握し、近隣の観光地が同じテーマでネットワークを組むことで、相乗効果を高めていく広域観光が今後、大きくクローズアップされるのではないだろうか。またAMAロードの問題点としては、この5年間で活動がマンネリしてきている事とまだまだ周知されていない事。この問題点もそのまま山形どまんなか探訪プロジェクトでも数年後出てくる事だと思うので、解決策を勉強して提案していきたい。
せっかく高知に来たのだからと、ZERO23編集部時代に何回か編集長会議で仲良くさせていただいき、今回の視察で移動時間の計算やお店の手配などで大変お世話になった、ほっと高知の初代編集長元吉さんと、二代目編集長高山さんと高知らしいお店で飲みました。
お酒を飲みながらタウン誌の編集からなぜ市議になったのかなどを、お話しさせていただきました。
楽しい高知の夜でした。

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