本日お昼ご飯を食べながらネットを見ていたら、こんな記事が。
保育士は「誰でもできる仕事」か

https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20171017-00077003/

記事を書いているのは、保育士であり保育園を20園運営している、病児保育、小規模保育、障害児保育に関するNPO法人フローレンス代表理事の駒崎氏。この方のブログや記事は、病後児保育について調べていた時に、いろいろと参考にさせて頂いたりもしました。

なぜ保育士の給与を上げられないのか等の問題は、記事をご覧下さい。
現状の問題、構造的な問題がとてもわかりやすく書いてあります。

保育士に限らずですが、職業選択の自由がある日本において「なり手がいない」と言うのは、賃金と労働とのバランスが崩れている事が大きいと思います(もちろん他の要因もあるでしょうが)。
その最大の要因を解消するとなると、
●保育所の基礎収入を上げて、保育士一人あたりの賃金を上げる(お子さん達からさらに集めるのは時代に逆行するだろうから、1人あたりの補助金をあげる)
●最低人員配置基準を改めてもっと雇えるようにし、保育士一人あたりの負担を減らす(自分の家の子どもを当てはめて考えると、3歳児20人を1人で見るなんて絶対に無理w)
って事でしょうかね。

一昨日のブログにも書いたとおりですが、私は幼児教育への投資はもっとすべきだと思います。
しかしそれが「無償化」となると問題が発生するので、まずは受け入れ体制(保育所を作ると言うだけではなく)の整備が先だと思います。
じゃないと、無償化で今以上に子どもが保育所に殺到するして今以上に競争率が激化してしまって、さらに「預けたくても預けられない」「働きたくても働けない」人が増える事になると思いますので。
でもよく考えると、これらの事って政府で「ヨシやろう!」ってなったらやれる事なんですよね。
「子どもを増やす」って、政府が「ヨシやろう!」と言ってもすぐにできる事ではありませんが(それでも第3子超優遇などいろいろ政策があり、それによってフランスなどは少子化が止まった訳なのでできない訳ではないですが、即効性という意味で)、これらの対策はやろうと思えば次年度からでもできる事(財源の問題はあり)。
そういう意味でも、しっかりと選挙で大切な一票を投じましょうね。

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