最近FBその他でいかにもSNSらしいというか、勘違い？短絡的？な批判が出たこちらの記事
かほく市ママ課「独身税」提案 財務省主計官と懇談
記事を読めば、参加した1メンバーが「独身者に負担をお願いできないか」と”質問した”のに対して、財務省主計官が「確かに独身税の議論はあるが、進んでいない」と答えている。
懇談会での1シーンであり、いろんな切り口から考えて、どんな質問しようがどんな話をしようが、今後のためにも自由闊達にやればいいと思う。
しかしたぶんタイトルだけ見て（タイトルがそもそも間違っている。独身税については質問であり、課としての提案は別な項目）脊髄反射的に「石川県かほく市のママ課とは何様だ!」とか「自分らの自由で結婚したのに独身者からお金を取ろうなんて！」という意見を書き込んでいる人が見られました。
上記の通り、記事を読めば懇談会でのただの1質問ですし、しかも否定されていますし。質問ではなく、「健康な高齢者が多い自治体では税負担を下げる仕組みの導入」や「たばこ税増税」などを提案しているので、どっちかと言ったらこれがメインというかこれが上位なので、意見を述べるならむしろこっちのはずなのに、って思います。
たぶん短絡的に、かほく市のママ課とかにクレームを入れている人がいそうですが、そんなことでこういう取り組みは辞めないで欲しいですね。
ちょっと古いですが、こちらの記事
記事読まずにコメント6割 「タイトルだけで反応」のネット民
ツイッターやフェイスブックといったSNSユーザーの約60％が、ニュースの元記事を読まず、タイトルのみを見てリツイートやコメントを書いている――。そんな世界的な調査結果が出た。
これに対し、日本のネット掲示板「2ちゃんねる」でも、「リンク先の記事を確認する奴は殆どいない」といった意見が出るなど、日本でも同様の状況は広がっているようだ。（引用ここまで）
また、プロ野球開幕の時期によく見るのが、「●●●（女性アイドル等）がノーバン始球式！」。
投球がバウンドせずにキャッチャーまで届いただけの事なのですが、「ノーバン（BAN）」を「ノーパン（PAN）」と見間違いを狙って記事を読ませる（クリックさせる）ためにこんなタイトルをつける訳ですが、見間違いではなくても、ネットの記事の見出しには文字制限もありますので、より扇情的につける傾向があります。
ぜひ批判をするならば、まず記事までしっかり読んでからにしたいものです。
