現在3月議会中ですが、先週は一般質問、今週は前半補正予算の審議、後半から来週にかけて令和2年度予算の審議となります。
本日は補正予算の審議が行われますが、私の所属委員会(厚生文教常任委員会。ざっくり説明すると、子どもやお年寄り、障がい者といった社会的弱者の福祉関係、学校、市民生活などを担当)で金額の大きいのは「小中学校ICT活用支援事業」(約1億2700万円)ですね。
これは国が進める「GIGAスクール構想」に基づくものです。
通信系でメガとかギガと聞くと容量の感じがしますが、Global and Innovation Gateway for Allの略で、PCと校内LANを用意するだけでなく、変化の激しい時代にあわせてICTを活用し、新しい教育へシフトしていくことを表しております。
今年度中に、希望する全ての小・中・高等学校、特別支援学校の校内LAN整備を支援するため、整備費用の2分の1を補助する事にしており、6300万円を国から、6300万円を地方債として寒河江市が負担して整備することになります。
なおGIGAスクール構想のネットワークは今回整備されますが、1人1台の学習者用PCの導入(3クラスに1クラス分の学習者用端末を整備)というのがもう一つの目玉になっており、そちらは2023年度までだと国で1人あたり最大4.5万円の補助金を支給する事が決まっておりますので、そちらの方も今後予算として出てくることになろうかと思います。