本日は臨時議会があり、市長選挙後初めての議会なので市長から所信表明がありました。
先日衆議院選挙が行われた訳ですが、国の場合は議員を選挙で選び、その議員の中から(正確には一番多数を占めた政党から)国の首長たる首相が選出されます。その為第一党の意見などがそのまま国の方針となる場合がほとんど。
対して県や市の場合は、議員は議員で選挙により選出され、首長(県知事・市長・町村長)は首長で選挙によって選ばれます。それぞれが独立し、それぞれ役目が違うと言う「二元代表制」という形になっています。
その為議場では相対する立場(国で言うならば、第一党の首相と、野党とのやりとりのような)になる場合もありますが、どちらの立場でも「寒河江を良くしたい」と言う思いは変わらない訳ですから、良い方向に進んで行けるよう、車の両輪となって行きたいと思います。
夕方、わが寒河江青年会議所の井田次年度理事長予定者が、月刊山形ZERO☆23の取材をうけました。
私は情報発信委員会委員長(次年度予定者)と言うことと、古巣からの取材ということで、同伴しながらちょこっとお話しなんかもさせて貰いました。
寒河江の魅力をうまく発信できたでしょうか?
どんな内容なのかは、来年1月27日発売の2月号をお楽しみに!

またま臨時議会に重なってしまいましたが、市長を応援する寒河江市議団「大洋会」の総会が行われました。
本来なら春と秋の2回行っているのですが、市長選挙で定例会が前倒しされ、衆院選があり、直後に市長選があったので、年末の今になりました。
今日所信表明では聞いたのですが、公約の内容その他諸々のお話をじっくりと聞くことができました。
12月定例会での私の一般質問の中に「子育て支援のための、市立保育所土曜日対応・病児、病後児保育の実施」と言うのがあったのですが、今回早速公約の中に入っておりました。
ぜひ実現して頂き、子育てしやすい環境を整えて頂ければと思います(ここら辺が二元代表制のもどかしいところなんですよね。予算権や執行権は市長にあり、議決権は議員にあるので、議員側で「やりたい」と思っても、市長側から予算とプランが上がってこないとなかなか実現できづらい)
懇親会の席等で先輩議員や廻りの方々から言われるのですが、「”若い市議の”後藤君には期待しているよ」。
寒河江には30代の市議が二人しかおらず(次の選挙では私は40代になっちゃいますがw)、他の市議とは少なくとも20歳以上、一番上の方だと35歳離れているという、自分で言うのもなんですが珍しい議員(ちなみに寒河江市議の平均年齢は63か64歳だったはず)です。
その為「若いからいろいろ経験を積んでいって、よりよい寒河江を作って行ってね」という意味で言われていると思うのですが、政治の世界は全くの素人である私ですがその思いはひしひしと感じています。
私の理念は「住んでよかった、生まれてよかったと言われる街に」。
その為には、例えば年配の方には福祉であたっり、子育て世代であれば上記のような保育所や施設だったり、あるいは今の時期なら市道がきれいに除雪されていることなど、いろんな形での市の支援があると思います。しかしそれらを行うには、お金が必要で、市のお金は(交付税などの措置がありますが)市民の皆さんから頂く税金によるわけです。
なので私は理念は上記の通りですが、それを実現させるために、寒河江のお店が流行ってくれる、あるいは寒河江の物が売れる、寒河江に来て頂けるように、議場にいる時間は行動や勉強をしております。
勘違いをされる場合もあるのですが、さくらんぼのPRをするは農家のためだけではないですし、寒河江の物を売るのはそのお店や企業のためだけではありません。稼げるところに稼いで頂いて、税金を納めて貰って、それで市民の皆さんの支援をしていくというのが行政の形だと思っているためです(再分配といわれます)。
ブログを見て頂いている皆さんに対してこのように書いてしまうのも失礼かも知れませんが、このブログも以前と今とでは、かなり変わっているかと思います。
それはもちろん行動範囲が寒河江になったこともありますがそれ以上に、寒河江の素晴らしいお店に来てほしいという思いも込めて、情報と私が感じたこと(共感)を紹介しております。ブログを読んで一人でも良いから寒河江に足を運んでもらえれば、それは私が掲げる理念への一歩だと思うからです。
ただそれにより本分の活動がかすんでしまわないように気をつけないといけないといつも思っておりますけどね。

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