今日から明後日までの2泊3日で名古屋方面へ視察。
今回の旅のお供は、山崎先生のコミュニティデザインの時代〜自分たちで「まち」をつくる〜(もうちょっとで読み終わる)と、金丸弘美さんの幸福な田舎のつくりかたです。
寒河江の目指す方向としては、仙台とか東京のような大都市ではなく、程よく揃っている程よい田舎だと私は思うんです。
そして自分用メモ
山崎さんが語る「地方でうまくいく人の資質とは?」就活を始める前に知っておきたい10のこと – 就活準備 – マイナビ2015

http://job.mynavi.jp/conts/2015/10/vol06/index.html

民主主義にはバグがある : 「小さな参加の革命」(1/3) 山崎亮×國分功一郎 | 語った | ジレンマ+

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数年に一度、選挙に行って投票するだけ。「民主主義」と謳われる社会で、住む人自身が地域の舵取りに関わる機会は、実は限られています。そして今まさに全国から注目を集…

以前右肩上がりの経済だったときの後遺症とも言えると思うのですが、「市民のお客さん化」している部分って結構見受けられます。何でもかんでも行政がやっていてくれた時代はもう終わりました。というか、そうするのであれば今よりもずっと税金の割合が高くないとやっていられないというか。
だから地域でいろんなことをする人をもっと増やし、活動人口を上げないといけない、という山崎先生のお話はなるほどな?と思います。
幸福な田舎の作り方の方は、ある意味地域活性化の実例集ですね。参考になる取り組みがいろいろと紹介されておりました。

愛知県東海市におじゃまし、未婚者支援事業および結婚応援センター(駅前の一等地にあるのだとか)について勉強させて頂きました。
寒河江市では現在婚活コーディネーター事業を行っており、結婚を希望する独身男女の出会いの場を提供し、結婚成立に結びつける事により少子化対策・本市定住化を促進している。
平成24年6月に婚活コーディネーター登録証授与式があり、カリスマ仲人等の講演会や研修会、今年10月からは婚活イベント「きゅーぴっとにゃんこ物語」もスタート(10/2〜11/3迄の計4回)。予算は24年度82万円、25年度102万円。昭和52年に結婚相談が増え8カ所に相談所を設けるも60年頃には相談員による結婚成立がなくなり自然消滅した経緯がある。
東海市が未婚者支援対策へ乗り出した背景としては、鉄鋼の街ということで、市外からの若年男性の流入が多く、20?30歳代の未婚者はどの年代も男性が女性より1000人以上多く、未婚男女のアンバランスさが目立っている事。また就職をする際に転入する人が多く、会社の寮などで暮らしている人も見られ、地域に知り合いが少ない人が多い事なども特徴。その為、平成21年度から東海市未婚者支援対策協議会を設置し、市民3,000人への結婚に対するアンケート調査を行い、平成22年度には調査報告書の考え方を踏まえ4つの出会いの場の創出事業と5回シリーズの結婚力向上セミナー、市民フォーラム、結婚を応援するHPの開設準備などが市により実施。平成23年3月に東海市未婚者支援対策提案書策定となった。
最も特徴的な取り組みとしては、駅前の一等地に「結婚応援センター」を設置(駅前の大型ビルのワンフロアーを行政が買い上げ、子育て総合支援センターと併設)。結婚活動に関する相談やイベント等による出会いの場の創出、結婚活動に関する情報発信を行っている。
現状としては、結婚祝い金支給者は7組(用件にあわないものとして、他3組ほど報告あり)。メールマガジン登録者は682名、配信回数は47件(共に平成25年9月末時点での数字)。自主事業の本人向け講座は年11回親向けが2回、サポーターによる事業は本人向けが年14回開催されている。

寒河江市と東海市を比較した場合の一番の差は「数字で把握しているかどうか」ではないかと思った。
出発前に担当課に話を聞いたところ、対象者となる未婚者数は「わからない」、なぜ未婚者支援を行わなくてはならないのかという背景は「時代の流れ」との事。
私自身人に話す時は数字を第一に説明するので、まずは現状把握が必要なのではと強く感じた。また講座の数がとても多く、「女性参加者が少ないので、女性が喜びそうな、来たくなる講座をメインに企画。特に料理などの講座が好評」とのことなので、今後の参考にさせて頂きたい。

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