厚生常任委員会の行政視察2日目。
今日の午前中は、愛知県津島市におじゃまし、地域医療の充実及び在宅医療などの取り組みに関して勉強させて頂きました。
ちなみに寒河江市には2つの病院と56の診療所(ベット数20以上が病院。診療所は医科が35、歯科が21)があります。
今後の課題としては、開業医と市立病院とのさらなる連携等がありますが、その市立病院自体が常勤医師減により診療体制が弱体化しており、高度医療を必要とする患者さんは山形市に行っている実情があります。
津島市では、当初の予定からかなりオーバーして、市立病院経営まで、いろんな事例を教えていただきました。
平成19年に年間24億円もの赤字が出るほど危機的な状況から、今年度には単黒まで回復しそうとのこと。
鍵はやっぱりお医者さんの数だなぁ。

津島市を後にし、岐阜県の池田町に。ちなみに移動時間は2時間半。愛知から岐阜県の端の方に移動するので、感じ的&距離的に、山形から石巻に行くような感じ?
午後もぎっちり、予定時間をちょっとだけオーバーし(対応していただいた職員の方申し訳ない)、池田町で主に子育てに関してお話を伺いました。
昨年私が一般質問した中の1つに「お父さんお母さん達の働きやすさこそが、最大の子育て支援。働きやすいように、市立保育所の土曜日午後も保育受け入れ(現在は指定管理者のみなみと西根のみ受け入れ)&病児・病後児保育で周辺自治体より一歩進んだ安心の都市を」と言うのがあり、早速来年から1箇所土曜日午後保育スタートします。また病児・病後児保育も検討に入っているので、実際に始めている池田町から、話だけではなく、運用事務書類のおみやげも頂きました。
私も小さな子供がいるので身にしみてわかりますが、熱高くなって保育所から呼ばれても、なんとも難しい事があるんですよね。
もちろん伝染性の病気(インフルエンザ)とかは無理ですが、よくある子供の突発的な熱の場合とか、見てもらえる場所あると本当に助かると思うんですよ。
それは会社から見てもいいと思うんですよね。
3〜4人で雑誌作るという、一人あたりの仕事量というか負担が大きい零細チームの管理職が前職なんで多々そういう場面があったのですが、保育所から呼び出されたと部下に言われたら、どんなに仕事あっても帰ってもらい子供さん優先なわけで・・・。
そんな時、一旦外出するけど戻れますってなったら、どんなにチームとして助かるかと思うんですよね。

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