本日流れてきた記事
選挙カーで名前連呼「得票に効果」 大学教授ら密着研究

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170407-00000034-asahi-pol

選挙カーで名前を連呼しても候補者の好感度は上がらないが、得票にはつながる―。関西学院大のグループが、市長選の候補者に「密着」して集めた活動のデータと有権者へのアンケートを分析したところ、こんな結果がわかった。
分析すると、名前を連呼している最中の選挙カーが通った場所に自宅が近い人ほど、この男性に投票した人が多かった。選挙カーが自宅のすぐそばまで来た人が男性に投票した割合は平均の約2倍で、1キロ離れた場所の人は約6分の1だった。一方、近くても遠くても男性への好感度は変わらなかった。
引用ここまで。
私自身FBをやっているので、選挙カーについては「うるさいだけ」「好感度さがる」「時代遅れ」等という意見も見受けられます。
ネットでは。
しかし、現行の法律上できる事の中で手段を考えると、やっぱり選挙カーでの連呼(そもそも選挙カーでは、駐車しない限り名前以外はしゃべってはいけない)は、なくならないと思います。
うるさく思う人は、その人に投票しないだけ。だけど知らない人には投票する人がいない訳だし。
「悪名は無名に勝る」って言葉がぴったり。
そもそも「これからは選挙もネットの時代」なんて言われて久しく経ちますが、国政選挙ならまだしも、掲げている政策や資質的なものよりも、血縁関係や「同じ町内会」「同級生」なんていうのが、投票の際に考慮する方が多い市町村議会議員選挙などでは、残念ながらまだまだ定着はしない気がします。そもそもそれこそネットの普及率は上がっていますが、投票する一番のボリュームゾーンである60歳以上は8割が「ネットは参考にしない(ならない)」って調査も出ていましたしね。
一人を選ぶのではなく複数を選ぶとか、○と×を書いて×ならマイナスポイントとでも改正されれば変わるだろうけど。
まあこんな事書いても、この記事をネットで見ている方は「そんな事ない、ネットでも政策とかよく見る」という人が多いと思いますが、ネットをやらない、メールや必要な時だけ検索する程度にしかネットは使わない人にはこの記事すら伝わらないし、有権者ではそういう人の方が圧倒的に多く感じます。
だから「やらない」ってはなりませんけどね。

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