今日は土用の丑の日。
見ての通りの体なので夏バテなんかしないし、高価なうなぎを買って食べるほど好きなわけでもありませんが、今朝親からのお裾分けで頂いたので、ありがた〜く朝六時からうなぎを食べてました。
広く知られている事ですが、この「本日土用の丑の日」は、江戸時代の平賀源内が考案したキャッチコピー。
源内は「土用の丑の日は”う”のつく食べ物を食べると夏バテに良い」という当時の民間伝承とうなぎを結びつけ、「土用の丑の日にうなぎを食べてると夏バテしない」と広告。これによって鰻屋さんは大繁盛!今では立派な日本の風習に。
根底にしっかりとしたストーリーがないと、情報過多の現代はいい物であっても埋もれてしまいます。
「来ればわかる」「食べればわかる」は、そこにたどり着くまでが困難な時代。
このお話も根底に「うのつくものを食べるといいという民間伝承」があり、それに「鰻屋さん」がプラスされて大ヒット。
今日のチラシにも入ってきていましたが、「丑の日だから牛の日」なんてダジャレじゃなく、この大元となる民間伝承をしっかりと根底にし「土用の丑の日は”う”のつくものを食べるといい!だから牛を食べましょう」と宣伝したほうが、購買に結びつくと私は考えます。