DSC_1806昨年夏に我が家に男の子が誕生したので、今年は初節句。
先月奥さんの実家から鎧兜が届きまして、飾っておりました。
その横へ、私の初節句で頂いた鎧兜を、昨日飾りました。
今って子どもが少ないのでひな人形とか鎧兜とかドンドン大きくなって、昔の物を隣に並べると見劣りしちゃうものなのですが、大きさも作りも全然見劣りせず、素晴らしくいい物を頂いたことを改めて感じました。
飾る時に私の母が私の子ども達に「ここ(左足の脛当て)は小さい時、おとうちゃんがかじったのよ」と。
1歳になる前の記憶なので私は覚えていませんが、確かに今の長男(9ヶ月)にこれ見せたらかじるだろうな〜なんでもかじるしな〜w
DSC_1807ところで5月5日の端午の節句の時、お供えするのって皆さんはなんですか?
やっぱり柏餅ですか?
うちにはその風習がありませんでした。
柏餅は最近買って食べますが、自宅で作るのはもっぱら「なだまき」。
調べてみたところ、もともと平安時代に中国から端午の節句が伝来したときに粽(ちまき)が伝えられ全国に広がっていき、その後江戸時代(徳川九代将軍の家重~十代将軍の家治の頃)に縁起のいい柏餅が江戸の主流となったのだそう。
5月5日前後になるとお菓子屋さんやスーパーでは柏餅が並ぶのですが、柏の木ってあんまり見たことないんですよね・・・私が不勉強なだけかも知れませんが。
でも笹の葉はこの6月頃になるとちょうどいい大きさに成長しております。このあたりではひな祭りや端午の節句は月遅れで祝いますが、お供えするものの時期を考えてもそれがどうやら普通のようです(5月5日では笹の葉はまだとれない)
で、端午の節句に何をあげるかというと、先ほども書きましたが、うちは「なだまき」。
でも妹が嫁いだ先からこの時期頂くのは「笹巻き」。
歌に出てくるのは「ちまき食べ食べ兄さんが〜♪」
整理してみましょう。
ちまき(粽)の起源は中国の故事にあり(以下かなりはしょって説明)、戦国時代に楚国の王の側近・屈原が川に身を投げ、村の人の供物は蛟龍に食べられるので、蛟龍が苦手な楝樹(れんじゅ)の葉で米を包み、五色の糸で縛って捧げたことから。
ネットなどで調べると、円筒形や三角などいろいろと出てきます。
どうやら、私が妹の嫁ぎ先から頂く、もち米を三角形にして笹の葉でくるみ蒸し上げた「笹巻き」は「三角ちまき」と呼ばれる物のようです。私は食べた事ありませんが庄内の方だと灰汁で色がついた笹巻きもあると聞いた事があります。
私が食べる「なだまき」は多分なまっているのか?なたまきだとクックパッドにも出ておりまして(形は違う)、食べた事ない方に説明するとしたら「クルミが入った醤油味のゆべしのようなもの」でしょうか。
ただうちの場合は笹の枝の部分をも使っており、形的にはなたまきよりも円筒型の粽に近い感じもします。
まあ全てちまき(粽)なので、円筒型の粽に近いっていうのも変ですがねw

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