今日は午前中議会運営委員会、午後は議会改革検討委員会と、庁舎がしまる時間ギリギリまで議会(正確には議場は使っていないので「議会」という言い方は間違いなのですが、議員としての公的な用事は全て「議会」と、私のブログや話では総称しておりますのでご理解下さい)。
せっかく雪国山形で育ったのだから、子ども達に何か雪国らしい思い出をと思うのですが、土日もだいたい何かしらのイベントが入っているので、なかなか子ども達を雪山に連れて行く事ができない。
そこで今日は、午後6時に家を出発し、月山志津温泉で開催されている「六十里越街道 雪まつり 雪旅籠の灯り」に行ってきました。
このイベントは以前だと週末のみ(私の記憶が正しければですが)で、2週間の開催(つまり2週間の週末なので、6日間のみ)開催しておったのですが、今年は平日も通して、2月21日(金)〜3月2日(日)までの10日間通しての開催です。
月山志津温泉は昔から月山にお参りに来る人たちの宿場町で、豪雪を利用してこの地域にふさわしいイベントをしようと、雪の旅籠を作って昔の町並みを再現したのだそう。
この「雪旅籠の灯り」がほかの雪まつりと違う点は、重機で雪を積み上げたり集めてきたりして作るのではなく、自然に積もった約6mという雪を削り、手作りで町並を作っているところ。
自然に積もった雪ですから、イベントあるなしにかかわらずこれまでと変わらない自然の営みによって融け、これまでと同じように水となって月山に溶け込み、伏流水となって寒河江川に注ぎ、私達寒河江市民の飲み水になったりしております。地域の特性を生かした活気あるイベントとして、「第13回 ふるさとイベント大賞」 最高賞の総務大臣表彰を受賞したそうです。
ろうそくの柔らかな灯りによって照らされる町並はとっても趣があり、しかも中はかまくらのような感じなので、ほっとできる空間になっております(今日は雪&強風で、外は寒かったですw)
雪旅籠の他にも「アイスバー」なんていうところもありまして、雪と氷にLEDを使った、幻想的な雰囲気でした。
こちらではほいりげ(寒河江市の千代寿酒造が作っているワイン。生ワインで、二次発酵するためにシュワシュワする)と、ホットワインが頂けるそうですが、月山から寒河江迄吹雪の雪道を相方に運転させるのも酷なので(とは言え道路には雪はありませんでしたが)、今回は見学だけさせて頂きました。
飲んでもいないのにテーブルに座らせてもらってすいません。

アルコールが飲めないので、かわりにと、外の売店で頂いたのが、豚汁(400円)、玉こんにゃく(100円)、甘酒(200円)。美味しいし体がホッと温まる一杯でした。
帰りに一回だけすべり台を滑って(チューブスライダーというのかな?)帰路につきました。
今年は期間中にまた行けるかわかりませんが、また行ってみたいと思える素敵なイベントでした。

いいね!・フォローで応援宜しくお願いします。