DSC_2068昨日投票が行われた南陽市。
以前ブログにも書きましたが、新人で知人でもある白岩氏が現職をダブルスコアで破る快挙。
おめでとうございます。
しかし現職をダブルスコア以上で破るって・・・いや、選挙戦当初から有利とは伝えられておりましたが、ここまでの票差とは、正直びっくりしました。2
年連続で起こった水害への批判票もあったのでしょうか。
DSC_2069さてその南陽市ですが、7/9の豪雨災害により昨年以上の被害が発生しております。
7/12にボランティアセンターが立ち上がり、13日からボランティア受付開始したので寒河江青年会議所のメンバーと一緒に、本日は南陽市へ行ってきました。
ちなみにまちづくり団体である青年会議所は「災害時における被災地復旧支援、地域の防災活動」というのがしっかりと定められており、その中の一つに「ブロック協議会(県単位の青年会議所)が指揮をとり、県内各地の青年会議所が互いに助け合う体制の構築」というものあります。
これによりボランティアセンターが立ち上がったばかりですが、県内各地の青年会議所メンバーに連絡が行き届き、個人ではなくこのようなチームで被災地に入ることができます。
ボランティアセンターには、各地からたくさんの方がいらっしゃっていました。
しかし土日は結構いらっしゃるそうですが、平日のボランティアは全然足りないそうです。
ちなみにボランティアセンターFBページは

7.9南陽市豪雨災害ボランティアセンター

7.9南陽市豪雨災害ボランティアセンター、南&#x9…


DSC_2070ボランティアセンターに入り打ち合わせをしたところ、「南陽市の漆山地区に行ってほしい」とのこと。
ここは4日経っているのですが、人数不足によりまだボランティアが全く入っていない地域だそう。リーダー曰く「今日皆さん(ボランティア)が初めて入ることにより、漆山地区住民の方も「うちも諦めずに復旧しよう」という意識になるので、頑張ってほしい」との話がありました。
東日本大震災のときも泥あげなどのボランティアはやっておったのでそのつもりで行ったのですが、その時には経験したことなかった、床板を剥がして、床下の泥かきだしという流れ行いました。
そうか、東日本大震災の時は、もうここまで誰かやっていたのね(←掻き出すだけのボランティアだった)。
最初から携わらせて頂いたので、初動でどうすればいいのか非常に勉強になりました。
お昼で一度休憩をしたのですが、半日で終わったのは二部屋分。
ボランティアが全然足りないと言うのは実感しました。
ちなみに写真は漆山地区を流れる川なんですが、本当は川から橋まで2mほど高さがあるそうです。それが埋まってここまでなった(写真では増水しているように見えるかも知れませんが、水深はたいして無く、ほとんどが土砂で底上げされている)そうで、ボランティアリーダーは「この状態で雨降ったら、川が排水の処理しきれなくてまた住宅に水が上がってしまう」との事。
どうしても災害が起きたら住宅の復旧に目が行ってしまいがちですが、重機で川底を掘るというのを並行してやっていかなければならない事を学びました。
10559785_681211948625474_4598106458359485279_n山形JC、村山JCそして寒河江JCの13名混合チームで漆山地区を担当したのですが、一日かけても一軒のお家が終わりませんでした。まあ最初床板はずしを担当したら地区内の別な家も外して欲しいと依頼があり(外せばあと単純に泥上げていけるので、慣れた人が外した方がスピードが上がるためかな)分散したというのもありますが、泥は濡れていると重く、乾くと埃が立つし熱が籠もるので熱中症の危険性も高まる。
しかし、日が経つと(東日本大震災の時のような海の泥よりはいいのですが)臭いや虫の問題が起きます。
泥上げは時間との勝負ですので、またおじゃましたいとも思いますし、なによりも「この現状を発信力のある皆さん(JCメンバー)が伝えて欲しい」との話もありましたので、このようにブログにも書かせて頂きました。
ボランティアセンターは8月中旬まで開設予定です。

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