01米どころ山形の認知度向上と良食味米産地としての評価をさらに確立するために開催されている「山形の米日本一推進運動 食味コンクール」。
今年もコンクールが行われたのですが、つや姫部門で寒河江市つや姫ヴィラージュの農家さんが、山形県知事賞受賞(優勝)したとの情報が私の元に入ってきました。
これでこのコンクール、寒河江市のつや姫は3連覇です!!
つや姫誕生の地、米どころ山形の中でも、寒河江のつや姫の美味しさは別格であることがこの3連覇で証明されました!!
今朝も寒河江のつや姫食べました。私(達)はこういう農家の皆さんの努力の結晶・結果を、できるだけ多くの人に知っていただき、寒河江のPRをさせて頂くだけです。
ちなみにつや姫ヴィラージュ米は、アグリランドかチェリーランドで買えます(でも先日行った時には無かった)。
なおつや姫ヴィラージュにも参加している寒河江市のつや姫マイスター、菅井さんのお米(寒河江産つや姫)は、こちらで取り寄せることもできるようです。
http://y-oishii.com/
皆様、ぜひあれこれ産地の混ざった「山形県産」ではなく、紅秀峰とつや姫の里、「寒河江市産」のつや姫をご賞味ください。
現在議会開会期間中ですが、本日は打ち合わせ(明日の一般質問など)のため、全体での集まりはなし。
なので、合間でいろいろ用事たしをしておりました。

さて、今議会でも今年度の補正予算、そして来年度の当初予算を審議しておりますが、やはり地方創生の予算が組み込まれております。
そんななか、昨日アップされたこちらの記事(木下さんも執筆された本も読ませていただいておりますが、なかでもこのシリーズは毎回「ぐぐぐ、確かに」となります)。
地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」 「パクリの再生計画」に自治体の未来はない
http://toyokeizai.net/articles/-/62102
地方は活性化するか否かという人気の4コママンガがあるのですが、まさに「《第65話》ストロー」(http://minorikou.blog.jp/archives/1015091443.html)がこの話ですね。
地方創生で結局地域に流れるお金がコンサル会社(東京)に吸い取られて終わりという構図。
① 需給の不一致=必要なのは、客観的助言ではなく、主体的な実行
② 主体性の不在=自治体の基本姿勢は「他力本願」
③ 責任が不明確=税金だから、「結果三流」でも誰も困らない
けして私は、コンサルに依頼することやコンサルそのものを否定している訳ではありません。
ただ、それしか方法がない、それが最上の手だと思って他力本願になっちゃうといけないなぁと。
またマンガにもあるように、コンサルから出てくるアイデアは北海道でも東北でも九州でも使えるような事を提案する場合が多いようで、やはり「その地域にあった」そして一番大事な「だれがやるの?」が抜けている気がするのです。
何度かお話を伺った木村俊昭先生はまさにそう言っていらっしゃいました。「無い物ねだりではなく、あること探し。地元に根ざした地場産業の振興、関連する起業、そして企業誘致・人財招致、まち全体の戦略が重要だ!」と。
失敗して落ちることはあっても成功してどんどん昇進(昇給?)する事のない役所のシステムでは、大過なく勤め上げることが一番と聞いております(なった事無いので実際どうかはわかりません)。しかも失敗すると住民から突き上げが来たりもしますしね。なのでチャレンジする方って数は多くはないんだと思います。なのでできるだけ失敗しないコンサルにお願いしたりすると思うのですが、似たような話で、大手に頼む傾向があると聞きました。それこそ「失敗の確率を下げるために」。
でも結局そこから地元の業者へ下請けで仕事が行ったりするので、だったら最初から・・・って思うんですけどね。
はなしがちょっとそれましたが、今バブルの頃を思い出して「あの時はよかったね」というように、たぶんこのままなんとなくしていたら、20年経った時に「平成27年はまだよかったね」って言っちゃいそうな気がするんです。だから今がその時なんだって理解して、分岐点のレバーをガチャッと切り替えなくてはならないと思います。
コンサルを全て否定するつもりはさらさらありませんし、その道のプロにお願いするのはそれはそれでいい手段だと思います。ただその決断をして動くのは自分達であり、この街の未来、この国の未来の責任は自分達にあるという事をしっかりと認識しなくてはならないと、つくづく感じました。

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