DSC_3689今日は三泉地区で活動報告書配っておりました。
三泉地区を歩いていると、こういう光景によく出くわします。
三泉地区は寒河江の中でも特にさくらんぼを栽培している地域で、今の時期さくらんぼの剪定をしていますので、剪定した枝をこのように畑に積んでおります。
これは野焼きしたりもするのですが、現在は木質資源の有効活用に向け、市・農協・事業者・県が協力して、果樹剪定枝をチップ化し、有効利用を図るため、無料回収事業を行っています。
ちなみに寒河江市では4月6日(月)~4月10日(金)、4月13日(月)~4月17日(金)の午前9時~正午と午後1時~4時に株式会社アールテックにて引き取ってくれます。
さて、私達寒河江市ではよく見かけるこの剪定枝。
5年ほど前の数字ですが、寒河江市では1年間に1579トンもの剪定枝が出るそうで、これを熱量に直すと23.685TJ/年。
この熱量を灯油換算すると、1年間で645klに相当。
灯油を80円(今はもっと高いよね)と計算すると、5,163万円分になります。
集めるのが大変だとか、灯油より使い勝手が悪いとか、様々なハードルがあるのはわかりますが、灯油代として外国にお金を渡すのではなく、剪定枝を回収して多少なりとも地域にお金を渡せるようになると、地域も潤うし、エネルギーの自給率も高まりますよね。

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