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青年経済人セミナー

今日は公益社団法人寒河江青年会議所 2015年度5月例会「誇りを原動力に地域革新を切り拓く~自社と地域の明るい未来を切り拓こう!青年経済人セミナー~」が行われました。
本日「東証1部の時価総額 バブル期を上回り、一時過去最高に」なんてニュースが流れておりましたが、株価が上がって景気が良くなったとは、少なくても実感していない私達。
地方で営む青年経済人一人ひとりが、経済に左右されない誇り高き意志を貫く確固たる志と、企業の守るべきものはなにか、変えるべきものは何かを常に考え進化し続ける行動力を身につけていこうというのが、このセミナーの主旨でした。
3部構成になっており、第一部は『誇りを原動力に革新ある組織へ~己の魅力で世界一を掴む方法~』をテーマに、初代葱師のねぎびとカンパニー清水寅社長の講演。
以下聞きながらの私のメモです。

チームワークで結果を出すには、言い方ひとつ。
あの人が言うならやろう、あの人の言うことは聞きたくないとなってしまう。
価値は、人の想像を超えたところにある。こんな事をしてくれる、ここまでしてくれる、それが価値。
営業マンはお客さんに「買ってもらう」のが仕事ではない。
自分がモノを売る時は、日本一の営業マンとして「絶対に相手に損はさせない」つもりでお話しをしている。売れればいいと言うものではない。

売りに行くのではない、探している人に教えてあげるつもりで。
自社の商品を欲しいと思っている人は世の中にいる。
知らないだけなので、その人に教えにいく。
自社の売り上げの10%を占めるお客様がいたら、その人には10%の気持ちで接するのではなく、自社売り上げ占有100%の気持ちで接する。「こんなにしてくれるのか?あれ?うちでお宅にここまでお願いしていたっけ?」
商品は人と人とのつながりからしか流通しない。人間関係でつながっている。

山形をひとつの会社と考えると、生産部門はしっかりしている。問題は販売能力・営業部門。
例えば農業大学を卒業したらただの農家。1農家ではバイヤーに会うのはなかなか難しい。
でも大学が学校としてバイヤーにつながれば、卒業してから繋がれる。そういった考え方でやっていかないと。
創業して30年後に残る企業は0.3%。
志高く。ただしき夢を持ってただしき夢を叶える。ズルは通用しない。

地域に誇りを持つ為にはどうしたらいいか?
誇りがもてるかどうかは結果論。行動した先に誇りがある。
私達は、先輩方が山形を築いてくれたから、今ここで仕事ができるし暮らしていくことができる。
誇りをもって仕事をやれるのは、自分のおかげではなく、先輩方のおかげ。
そう思えなかったらいけない。俺がやっているではものが売れない。

私達は未来の為にやらなければならない。
今自分が暮らし働けているのは先輩方のおかげ。
それに感謝して、必ず次の世代の為に。
してもらったんだから、次にしなければならない
日本の良さ、忘れかけている、大事なものは山形にある。

約束したからエネルギーが出る。人との約束は破れない。
一生懸命植えても、全部パーになることがある。農家はやっている努力を評価してもらうのは難しい、入金して初めて評価される。そして最後の最後で信じられるのは自分の力。

今あるものの価値を見つける、磨く。発想の転換。カルピスとカルピスウォーター。
その人その人の良さで輝く。同じバッターでも、1番バッターと4番バッター、6番バッターの輝き方が違う

やりたいと思った時が一番熱い。その時にすぐ行動。あとででは熱が冷める。ラブレターと同じ。

でっかいからいいということはない。自分はでかい農家だから呼ばれたのではなく、清水寅だからよばれた。自分。商品や周りとの相談ではなく、自分自身と相談。自分がどうすると楽しいか?自分らしさ。

第二部は参加者の皆様と清水社長とのディスカッションを行い、第三部は地域で活発に活躍する青年経済人のインタビュー動画『地域の誇り.tv』を上映。
その中でもたくさんの良い言葉、教えがありました。特に自分自身、今の感情と非常にリンクしたのは、
ここの地域で生まれ、この地域で住み暮らし、そして最後にはこの地域で眠る。5年後、10年後、この地域が没落するわけにはいかない。

清水社長からはこんなメッセージを頂きました。
後藤さん!!
すべては人生の一コマ!!
いくぞ!
いくぞ!
いくぞ!
いくぞ!
止まるな危険!!!
突き進み続けよう!!!

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