DSC_2167本日一カ所目の会派での行政視察は長野県の一番北にある飯山市の「信州いいやま観光局」(写真は時間が10分程度あるということで、ご説明いただいている北陸新幹線の飯山駅。来年3月完成予定)。
役所内にあるのですが、実は行政の観光関連機関と観光協会が統合して法人格を取得したところ。
寒河江だと大手旅行代理店に委託して、着地型観光のコースなどを提案してもらっていますが、ここは自分で数多くのコースをつくり成功しています。
地元の魅力発信などについて学びに来たのですが、実は個人的に裏視察テーマがありまして・・・こちらは成功している観光協会として雑誌などにも出ています。観光協会の法人化はどのようにすると成功するのか。
一部の方しか知らないかもしれませんが、実は寒河江市の観光協会が今年法人化します(来週設立)。そこを見越しての視察でもあります。
今回の視察は私が見たい・知りたいことをプレゼンし、コースにしていますので、私の興味ある事に偏っていますw
いや〜、飯山市の「いいやま観光局」良かった!
大手に頼らない、自分達の手で作った300以上の着地観光プログラム。
これはすぐ持ち帰って使えるというか参考になるお話ばかりでした。
お話をしてくださったのは、信州いいやま観光局の木村次長。後に伺った飯綱町の方にきいたところ、お話をして頂いた木村次長さんは現在「観光カリスマ」としても有名だそう(以前の寒河江で言う工藤さんのような感じでしょうか)。東京からいらっしゃって、長野県飯山で力を発揮しているわけですが、ややもすると「うちはカリスマがいないからできない」等という事を言ってしまう人もいるかも知れません。しかしそれだけ地元を歩き、理解し、魅力を感じたかどうかであり、能力ではないと私は感じました。
お昼はそのいいやま観光局の管理している施設で、地元食材を使ったものや郷土料理を頂きました。

午後からは飯綱町におじゃましました。
長野県飯綱町議会は「『政策サポーター制度』の新設と政策提言書の提出」という取り組みで第6回マニフェスト大賞「優秀成果賞」に選ばれています。
「政策サポーター制度」は議員定数の減少(合併前36名(18+18)が18名になり、現在15名)し、住民からの議会支援が必要になったこと、住民と共に開かれた議会作りの一環として住民と議会との協働によるによる政策研究をしようというのが動機だそう。平成22年4月に発足し、公募と要請の合計12名の町民が参加。行財政改革研究会、都市との交流・人口増過研究会の2つの研究テーマで、それぞれ会議を6回開催。学習と自由討議を重ね、政策提言内容の合意にいたる。平成22年11月、2つを政策提言としてまとめ町長へ提出している。
飯綱町ではその他にもいろんな議会改革を行っており、議長選挙での所信表明は20年以上前から行っておったり、予算の編成要望や「検討します」と当局側が応えた案件のその後の状況等々、議員同士いろんな意見交換をさせて頂きました。

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