DSC_3314今日明日と日本経営協会が主催する「SNS・ICT・広報紙を活用して地域に動きを創り出すシティープロモーション」という、私らしい(笑)研修に参加しています。
昨日書いた通り最安値での移動を考え飛行機で東京入りしたので、午後からの研修には2時間程度時間がある。
まずは山形のアンテナショップへ行ってきました。
実はこれまで行ったことがなく、この機会に現状を把握したいと見てきました。
有楽町周辺はアンテナショップが集中しているエリア。山形はその中でも人が多かったのですが、なるほど並んでいる商品は青果などが中心。山形の何か特別な物を買おうと言うよりも、毎日のお買い物気分で来る事ができるので人気なのかな?
食べ物ではありませんが、この時期山形特産の「啓翁桜」が非常に人気のようでした。
DSC_3315その足でその周辺にある石川県、北海道、沖縄県のアンテナショップも見学。
やっぱり店頭に並んでいるのは、いわゆるお土産物やさんで見かけるようなもの。やっぱり人は少ないので、単価は低そうだけど山形の売り出し方はあたっているのかな?
DSC_3318お昼は浜松町にある「ご当地酒場 北海道八雲町」で「限定!生鮭イクラ丼」(1,000円)を。
こちらは以前参加した「シティープロモーションサミット」でその取り組みを知り、ぜひ来てみたかった町公認アンテナショップ居酒屋。

取り組みについて詳しくは、以前のブログをご覧下頂ければと思うのですが、簡単に説明すると、運営会社のファンファンクションさんは、正直北海道八雲町とはなんにも関係のない会社。ただ、知人が八雲町出身で、その特産品を知り、ここに至ったという。
DSC_3317店内には、町の特産品の展示販売コーナーも。
行政からのお金は出していないのに、これだけPRしてもらえる(ランチではあまり説明はありませんでしたが、夜はメニューについてスタッフさんがいろいろ説明してくれるそう)のは、良いですよね。
以下運営会社の社長さんコメント(http://www.funfunction.co.jp/company/message/)。
行政の「ご協力」とは役場からの補助金ではありません。
役場の皆様の「情報」と「労力」と「熱意」であります。
「情報」とは町の誇るべき生産者の方や、産品の情報です。
「労力」とは町の誇るべき海産物、農産物、産品を私達が買わせて頂くためのルートを築く労力です。
DSC_3299そして13時より研修スタート。
講義のなかで気になったことなどをいくつか箇条書きで記載させて頂きます。

・ 自治体が行う広報というと、1,住民・企業・自治体内の団体、2,移住を検討している他地域住民・観光客・誘致企業、という2つを考えがちだが、3,マスコミ(プレスリリース)、4,当自治体職員、5,インターネット上の情報発信者の5つが対象である。
・ 対象毎に広報の目的と期待できる効果が異なるので、目的と期待できる効果を意識しながら広報の方針や方策を決定することが肝要。
・ 特に重要なのは「伝える事」ではなく「伝わること」さらに「共感される」広報へ。
・ どうしても伝えたいことが多いので字が多くなりがちだが、人はまず「感性で感じ」、「理性で理解」する。字が小さくても読みたくなれば読むのだが、ぱっと見の印象で「難しそう」「とっつきづらい」と思ったら読んでくれない。
・ 「人を動かす」には「価値観」がかわらないと動かない。価値観と直接体験・間接体験の機会提供がセットになった広報を行う。
・ 市報やポスター、フェイスブックやHPなど、全てはあくまでもツール。どれを選んで人に伝えるかではなく、何を伝えたいのか?中心となる「広報の方針」をしっかりと定め、それをどの世代にどう伝えたいかによってツールを使い分ける。
DSC_3319研修を終え、本日のお宿アパホテル半蔵門・平河町へ。
山形県が県有財産有効活用の一環として土地を有償貸付しているので、山形県民は半額で宿泊できます。
またロビー(写真)や部屋など、館内の至る所に山形の情報がありました。
お得に泊まる方法は、以前ブログにも書きましたが、詳しくはこちらね!(http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020006/yoyaku.html)

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