DSC_3347さて本日も「SNS・ICT・広報紙を活用して地域に動きを創り出すシティープロモーション」を受講しておりました。
単にツールの説明・講習ではなく、他の自治体の参考事例をふんだんに使いながら、情報発信のマインドというか、根本のところの研修がメインのように感じます。
なので、私的には目からウロコ!的なものはあまり多くなく知っている事も多いけど、知っているとやっているは全く別よね。
まあ中にはやっている事、言っている事もあったので、実際自分がやっている事の検証、言っていることの裏付けがとれた感じもしました。
何分私は我流なので、経験を語るときに「本当にこれを人に伝えていいんだろうか?」という時もあります。
こういうふうに研修で考えややっている事を紹介されると、自信を持って人に伝えられますね。

また、最後に現在寒河江市で検討しているサイトリニューアルなどについても講師に意見を伺ってきたので記載します。同じ悩みを抱えている自治体さんも多いのでは?
●見やすく、情報の探しやすいHPにリニューアルしたい。
1,市によっては観光や移住情報などを分けているところもあるが、それはどうなのか?
2.アピール性もあり探しやすい構成のHPはどのようなものがあるか?
・ メインのページと分けるのは現在取り組んでいる市も増えてきた。別ページは独自ドメイン(例えば寒河江市の場合、sagae.cityだけではなく、sagae.kankoなど)を取ると思うが、その場合検索にも引っかかりやすくなる。わかりやすさ、見やすさ、検索での引っかかりやすさを考えると、分けた方が良いと思われる。
・ 浜松市のHPはスクロールしないで見える1画面に全てまとめられている。人はちょっとでも不便を感じたりするととたんに見なくなるので、このように1PでまとめられているHPはアクセスが多いと思う。横須賀市の場合は、トップ画像はみんなに見てもらえる、一番目立つところだと認識しているので、月更新で画像を変え、いわゆる掲示板的な使い方をしている。画像と大きい文字だけなので一目でわかりやすい。高知市の「はじめての方に」は非常に素晴らしい。他市の場合「はじめての方に」という解説ページがあっても、用語の説明などになってしまっている場合がある。市のHPに来ている人は、なんらかの「困ったこと」や「調べたいことがある」人だけが来ているので、どうやったら調べられるのかをしっかりと教えればいい。用語の解説は必要ない。
・ HPだからこその企画をするのもいい。例えば三芳町では市報にAR(拡張現実)が埋め込んであり、動画を見ることができる。動かない、スペースの制約がある紙では絶対に見ることができないものを使ってHPへ誘導する(例えば市報でつかった写真以外のものを見ることができる、ユーチューブにアップしている動画を見せる)
・ またリニューアルをするのであれば、市報をPDFで上げるだけではなくHTMLバージョンも作って上げた方が良い。CMS(寒河江市のHPもこのシステムだと思う)の特徴を活かし、タグ付けで関連記事を読ませる工夫をする。検索から引っかかりやすいような作りにする。

HPを閲覧してもらう為のきっかけはないか?定期的にチェックしている人はまずいないと思うので、何から誘導してくると一番いいのか?
・ 寒河江市の場合、断水で困った時にHPのアクセスが急上昇した。であれば、なんでもない時でも「断水で困った時はここを見ると進捗状況がわかります」「災害時はこのようにして市のHPから情報を入手して下さい」というPRをしてアクセスしてもらう。日頃から使い方を教えると市民がアクセスしやすくなる。
・ HPはいつ更新されているかわからない。どこが更新されたかわからない。HPに呼び込むには、同じwebツールが効果的。FBやTwitter、LINE@といったプッシュ配信の強みを活かす。PCではなくスマホから見ている人が半数以上。福岡市では市HPを更新するとフェイスブックでシェアをするが、その際に文字だけ・いつも同じ写真だけではなく、一手間かけて福岡市のキレイな写真を入れてリンクする。写真は皆さんから送ってもらったもの(サイト内で募集)。夜景など「感性」に響く写真をプッシュ配信して、リンク先から記事を読んでもらう仕組みをとっている。
研修終了後急いで羽田空港へ。
山形は弱い雪でしたが、問題なく飛ぶ事ができました。
飛行機は便数が少ないので、そこだけがちょっと心配ですよね〜。

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