本日から寒河江市議会第4回定例会が開会されます。
第3回が9月末に終わったばかりで、通常第4回は12月に行われるのですが、寒河江市長選挙が行われる為一ヶ月前倒しの開会となりました。
今回私が一般質問で取り上げるのは、「新型コロナ対策(検査体制・差別をなくす)」と、「わかりやすい財政・財政の見える化」について。
「財政の見える化」の趣旨は「これからの時代自治体を持続するには、公共施設の集約や事業の取捨選択をしていかなければならないけど、そのためにも市民の皆さんにもっとわかりやすく、しっかり説明していきましょう」というような内容。
このニュースもきっかけの一つです
市長の公約5万円給付で議会紛糾…困惑する市民「災害の金取り崩すなら配らないで」「市長選やり直しを」
愛知県岡崎市の中根市長が公約に掲げた「全市民への5万円給付」。9日、岡崎市議会で審議が行われましたが、議論は紛糾。採決は延期されました。
そもそも、この5万円給付を実施するには、およそ195億円が必要です。中根市長は財源として、長年積み立ててきた市の貯金にあたる財政調整基金と、公園・美術館整備など5つの基金を今回一気に放出する構え。
中でもおよそ23億円に上る東岡崎駅周辺地区整備基金は、名鉄東岡崎駅周辺の整備のための基金で、現在築60年以上の駅ビルを建て替える協議も進められていますが、基金がなくなれば岡崎市民の悲願も遠のく可能性があります。(引用ここまで)
こう言った話が出てくるのは、やっぱり市民の皆さんからしっかりと運営について理解頂いていないのではないかと思ったためです。
私達は皆さんの代表として議会で財政についてもしっかり審議しています。
その役目を放棄する訳でも、責任転嫁するつもりもありません。
しかし夕張市が知られていますが、実は財源不足になった自治体は少なくなく(県内だと、昨年酒田市が財源不足になりました)今年度・来年度はその数が増えると思われます。
寒河江の今後のために皆さんと共有したいと思い、これまでも何度かこのテーマを取り上げようと思っていたのですが、コロナ禍だからこそ今取り上げなければと思った次第です。