東日本大震災から6年が経ち、その検証番組なんかも先週末はだいぶ放送されていたようですね。
震災後の報道やそういった検証番組で「生存率99.8%釜石の奇跡 津波てんでんこの教え」がよく出てきておりました。
海岸で大きな揺れを感じたら津波が来るから、周りを気にせずに各自が一刻も早く高台に逃げて、まず自分の命を守れ、という意味だそう。そういえば「てんでばらばら」と言う言葉にも「てんで」って出てくるので、個々とか各々、各自とかという意味合いなんでしょうね。
また「ここから先(海岸)には家を建ててはいけない」と言う石碑があったとか、「津波は各神社の所まで来た」という検証なんかもあったので、そういう言い伝えというものは、災害を実際に経験した人の声だったのだと改めて感じました。
「災害を防ぐこと(防災)は難しいけれど、災害を減らすこと(減災)はできる。」
起こってしまった災害をなかったことにはできないし、わかっていたとしても東日本大震災という地震を止める事はできないけれども、そこから教訓や今後発生する災害の被害を減らすための知恵を得て次の災害に活かしたいと、「減災インフォ」が、消防庁が収集・整理した防災に関わる「言い伝え」をマップにして公開したようです。

減災インフォさんの記事はこちら

災害に関わる「言い伝え」マップを公開しました。 | 減災インフォ

防災に関わる「言い伝え」MAP東日本大震災から6年が経ちました。今年もテレビでは震災を振り返り、現在の被災地の状況を伝える特別番組が放送されていました。予定通り進…

非常にわかりやすくまとめられています。
山形はあまり災害がなかったのか、あるいは伝承されなかったのか?ほとんど「言い伝え」は残っていないようですね。
逆に海沿いはやはり言い伝えは多数残っているようです。
また、地震に関しても言い伝えはけっこうありますね。
なかなかこういった話しは若い世代に引き継がれていない場合もあると思いますので、一度自分の住んでいる場所の言い伝えを見てみるのも良いのではないでしょうか?

いいね!・フォローで応援宜しくお願いします。