DSC_3213娘二人が通っている市立保育所は、土曜日は半日保育のみ。
こうなると仕事はほとんどできないのです(土曜日が半日で終わる職場なんて無いもんね。これについては「保育所に子どもを預ける家庭の状況から考えると、今以上に1日保育を拡大すべき」と何度か取り上げ、今後拡大していく予定となっております)。
午前中だけ家で作業をし、せっかくなのでお昼から山形の初市へ行くことにしました。
子どもたちにたくさんの屋台を見せたいと思い山形市七日町で開催されている初市に来たのですが、初市はすれ違うのも困難なほどの人出。
出店している方に聞いた話だと、例年の倍ぐらいの人出だそうで、土曜日と重なったことで覚悟して準備はしていたものの、それでも売り切れになってしまい、そうそうに販売終了してしまったお店もあったとか。
お目当ての佐藤屋さんの「頂」どころか初飴もお菓子もなかったもんね・・・。
DSC_3209子ども達が食べたいと言うものを買い、食べながら見物。
チョコバナナにやきとり、こんにゃく田楽、大判焼、あと何食べたっけなぁ?
そしてaz前に設置されていた、バレンタインデーに男性が女性に花を贈る「フラワーバレンタイン」のPRブース(山形生花商組合青年部さん主催)のガーベラ700本が一面に飾ってあるの前で、子ども達を撮影しました!良い笑顔〜♪

本日の出来事をブログにまとめようとした時に、フェイスブックに流れてきた、このログミーの記事(元々の記事はテデックス)。
病院がなくなっても幸せに暮らせる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ
昨日帰りにお願いした代行車さん(知人)から「後藤君、市立病院はどうするんだ?」と聞かれまして(もちろん現状と私の考えを述べましたが)、なんだかすごいタイミングで流れてくるものだと思い、車中でお話しした事を含めて記載したいと思います。

寒河江市に限らず、全国の自治体病院は非常に経営状態が悪いのが現状。
平成19年12月に発表された総務省・公立病院改革ガイドラインで、病院の目指す経営形態として、地方公営企業法全部適用(いわゆる全適)、非公務員型地方独立行政法人(いわゆる独法)、指定管理者制度、民間譲渡の4つの形態が示されています。
民間譲渡としては武雄市が有名ですが、寒河江市の議員の中にも「民間になったら、赤字だと出て行ってしまうだろう。地域の医療を守るためには今後も自治体でやっていかなくてはならないんだ」という方もいらっしゃいます。
仮に無くなったとしたら・・・で、この記事にたどり着いた(うまく流れてきた)訳です。
ちなみに私が質問したところ、全国にある892施設自治体立病院のうち一部適用(いわゆる今のまま)が396施設で44.4%、全適が358施設で40.1%、独法が66施設で7.4%、指定管理者が72施設で8.1%。自治体立ではなくなったので統計から外れていますが、民間譲渡は14施設あるそうです。
寒河江市では今年度中に方向性を検討するとのこと。
また、県レベルでの診療機能の再配置が行われるようで、平成23年6月に県から公表された「西村山地域における医療提供体制将来ビジョン」では村山地方なら県中や大学病院がいろんな診療科を持ち、寒河江市立病院などは内科と緩和ケアに特化して、病床数を調整していくようなプランが示されております。
ただ私が思うところとしては、結局派遣されるお医者さんは山大医学部の医局だよりな訳で、かならず内科医の先生だけが派遣されてくる訳ではないと思います(もちろんそうなるように県も市も全力を挙げるのでしょうが)。また内科は寒河江市へ、別な診療なら河北町の県立病院へ・・・なんていうのは、不便だし市民の民さんのニーズに合っていないと思うし、そこまでして「市立病院」を維持しなくてはいけない物なのだろうか?とも思います。
例えば消防署や警察署など、できるだけ稼働しない方が良い、採算を度外視する部問はもちろん行政には必要です。それこそが行政でやるべき事だと思いますので。
しかしながら病院に関しては、先に述べたように4つのスタイルが示されており、赤字を脱却できる可能性が指し示されております。
寒河江市の場合基準外繰出金(約7億円の繰出金のうち、国が自治体立病院を維持するのに必要だとみて交付金などで措置される金額は現在一般会計から出しているお金の半分ぐらい。残りは市からの純粋な持ち出し)も徐々に増えている状況ですので、大なたを振るう時は来ていると思います。
病院が必ず黒字でなければならない理由はありませんが、そこにかけているお金があれば、もっと別な使い道で市民の福祉向上に役立てられるのでは、と私は思います。

また、日本全体で見ると医療費は今後どんどん増えていき、若者や赤ちゃんにどんどんそのしわ寄せが来るとも言われております。
この夕張の話は、乱暴かも知れませんが赤字の自治体病院と日本の医療費増大をおさえるモデルケースかも知れません。
諸外国では、寝たきり老人はいないと言われております。それは日本の医療が遅れているのではなく、高齢あるいは、がんなどで終末期を迎えて口から食べられなったら、胃ろうや点滴などの人工栄養で延命を図ることは非倫理的であると、国民みんなが認識しているからだそう。
全くものも言えず、関節も固まって寝返りすら打てず、胃ろうを外さないように両手を拘束されていたりするのは、自分は(今が元気だからかも知れませんが)して欲しくないなと思っています。

いいね!・フォローで応援宜しくお願いします。