先日家に来た回覧板に「弾道ミサイル落下時の行動について」が掲載されていました。
実は平成29年4月21日に消防庁国民保護・防災部防災課より各都道府県防災・国民保護担当部局長に対し通知されており、国→都道府県→市区町村という流れを受けて、各自治体では通達に基づいた情報をサイトへ掲載しています。
寒河江市では4/26に市のウェブサイトへ掲載しているのですが、併せて回覧板を使って広報しているのは、やはりネットだけでは特に年配の方には伝わらないだろうと考慮されたからだと思います。
他市ではわかりませんが、ネットを見ない人だっているし、見ている人だって市のサイトは正直そんなに見ていないだろうし、私も見ましたが、トップではなく中に入っていかないと見られませんでしたので、これはいい広報かと思います。
こういう広報は「不安をあおる」という声もあるかも知れませんが、無いとは限らない事に関しては、万が一を考えて広く広報する事は私は必要だと思います。
万が一の有事の際には、自衛隊は国防の最前線に立ち、国や県は全体としてまとめに奔走するので、市民が頼れるのは住んでいる自治体なのですから。
なお「ミサイルが飛んできたら地面に伏せろって真顔でいう国はおかしい。防げるはずがない」なんていう人を見かけますが、勉強不足です。実際にミサイル(ロケット弾)が飛び交うイスラエルの対処法、アメリカやイギリス政府などでも同様の対処法を公開しております。マンガ「はだしのゲン」でも、ゲンがたまたま小学校の壁があったので助かった(周りの子は爆風で助からなかった・ガラスが全身に刺さった)という描写もありましたしね。

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