昨日放課後児童クラブ(学童または学童保育)の今ある「1支援単位に指導員は2人以上で、うち1人は保育士等の資格を有する人」という基準が、学童に行けない子が多いので施設を増やすために1人でもいいことに緩和されるというニュースが流れました。
今まで2人以上だったのが1人でいいとなったら、単純に子ども達を見る「目」が半分になります。
現在寒河江中部小学校の児童が通う学童保育「わんぱくクラブ」の運営会長をしていることもあり、これは大きなニュースだと思っていたら、午後になって「基準廃止を含む抜本的見直し」と、さらにもう一段階進んだニュースが流れました。
児童数が同じで指導員が半分になると言うのは、小学校で今1クラス30人なのが1クラス60人に増えるようなもの。
目が行き届かなくなるのは火を見るより明らかです。
学童は保護者がお金を出し合って運営しておりますが、それだけでは運営できないので国・県・市の補助(委託金)を受けて成り立っています。
国で「1人でもいいよ」となったら、たぶん委託金も「最低限度」を保てるような金額になるでしょう。
確かに今指導員が不足しております。
が、これは保育の質を低下させる事に直結し、また今後規制を元に戻すことはないと思うので質が低いまま推移していく事になるのではないでしょうか。
指導員が足りないのもよくわかる(今運営会長なので)し、保育の質が低下するのもわかる。結局「指導員不足補える方」に舵を切ったのでしょうが・・・
また詳細は判明しておりませんが、来年度以降の運営体制を今構築しておりますので、どのぐらい、どの時点で影響が出てくるのかが心配です。

いいね!・フォローで応援宜しくお願いします。