今日は親友の三回忌があるので、お休みを頂きました。
三回忌は午後からなので、午前中は子供達を連れて、チェリーナ寒河江で行われている寒河江商工会青年部主催の「コドモモシゴト ボクノマチクエスト2」に行ってきました。
9時30分スタートなので9時20分に来たら、駐車場は満車だし会場は大行列で入れないしの、大人気イベントでした(会場に入ってから知りましたが、寒河江中部小学校5年生の学年イベントとして参加していた方も多いようです)

ものすごくおおざっぱに説明しますと、会場は大きく分けると4つのエリアから構成され、それぞれに5〜6の地元企業がブースを構えております。1エリアで1つの仕事をする事ができます(といっても、時間もあまりかからないよう、さわりのさわりをちょっとだけ体験してもらう感じ)。
ブースで仕事をすると、お給料として会場で使える通貨「100チェリン(チェリンは寒河江のゆるキャラ)」が貰えます。
もらった給料で、会場内の飲食ブースにて食べたいものを買うと言う流れ。
地元寒河江のお仕事を小学生に体験してもらうイベントですね。
子ども達が大きくなっても地域に残る、あるいは一度外に出て戻ってくるかは、その地域で自分が仕事をしている姿が想像できるかどうかだと伺った事があります。このイベントは(私が主催者ではないのでわかりませんが)たぶんそういう「地域で仕事をする自分」を想像してもらうためのきっかけになるのではないかと思いました。

そして午後から、親友の故・福島隆之君の三回忌を行いました。
彼との出会いは東北芸術大学に入学した事がきっかけです。
彼は佐賀北高校の美術部で、洋画専攻コース。
学部も学科も違いますが、1期生は人数も多くなく(新設校で1学年しかないからね)最初にまとまったグループ(学食の円卓でいつも同じメンバーが昼ご飯を食べていた)の一人。
卒業後も彼は山形に残り、洋画とは全く別な、飲食店グループを経営していました。
彼の実家は佐賀県で、菩提寺は福岡県。
遠く離れてはいますが、最期まで愛したこの山形の地に分骨して眠っているので、こちらでも友人関係で法要を行わせて頂きました。

彼とは卒業後も非常に仲良くしており、山形で作った異業種交流会の会長(彼)、副会長(私)もやっていました。
その異業種交流会は月命日の毎月1日に、彼の遺したお店「続・おそばに」にみんなで集まり飲んでいますが、三回忌以降は親族のみがほとんどなので、「法要」を行うのはこれが最後になるのかな。

生前彼と最後に交わした言葉がまだ耳に残っており、そしてその時の約束がまだ果たせていません。
約束が果たせたなら、また分骨しているこちらにも、そして菩提寺の福岡にも行き、胸を張って報告したいと思います。
そうなれるように、また頑張ろう。

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