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壁に飾られているお父さんの絵

本日は午前中仕事をお休みさせて頂き、なか保育所の保育参観・保護者総会・講演会に参加してきました。
参加というか、今年度保護者会会長なので主催者側です。
今なか保育所では二人を見て頂いているのですが、私は保育参観では年長組さんの次女の方に(長男の方には奥さん)。
人一倍元気な歌声に娘の成長を感じ、思わず涙が溢れるところでした。
ちなみにこちらは壁に貼ってあったお父さんの絵。
当社比3倍増しでだいぶ本人よりかっこよく書いてもらったようです。
保育参観終了後、遊戯室にて保護者総会。
会長デビューとなりましたが、非常に議事進行がスムーズに進み20分程度で会長の一番大きな役目が終わりました。先生に聞くと、残っている会長の大仕事は「運動会で太鼓を鳴らす(まり入れの数を数える)事」だそうです・笑

続いて「未来の子ども達のためにできること〜笑顔のチカラ〜」と題して、山形県家庭教育アドバイザーで、なか保育所すぐ近く法泉寺住職の細谷俊裕氏の講演。
なか保育所は元々法泉寺内にあり、市内で最も歴史のある保育所だそうです。
以下、講演を聴きながらの箇条書きです。
●遊びについて(自主性 共同性 意欲 社会性 思いやり)
・遊びは学習の一部。幼児期は目に見えない部分を育てる時間。植物で言えば根。それは遊びのなかで育てられる。
・今の子ども達はママゴトをしなくなった。やったとしても、お父さん・お母さん役をやりたがらなくなっている。かつては、女の子ならみんなお母さん役をやりたがるものだったが、今人気なのは犬や猫などのペット。家庭からお父さん・お母さんの存在感が希薄になっている。何をやっているのかよくわからない。
・今の子ども達は1人になる事をとても嫌う。だから「かくれんぼ」も出来ない。自分から出てくる。
・遊びで何度も何度もやって成長する。失敗できていろんな事を学べるのが遊び。
●生活のリズム(食事 睡眠 排泄)
・食事中はTVをつけない。つけているとそちらに気をとられるために、モノを噛まない、味がわからない、体がねじれる(クセがつく)。消すと子どもの表情がよく見え、話が増え、よく噛み、美味しいと感じ、まっすぐ背筋を伸ばせる。個食ではなく、2人以上で、向かい合って食べる。
・食は人に良いと書く。基本的に食事は楽しく。
・朝食はぜひご飯を。腹持ちがよいのでお昼まで空腹にならず、ご飯向けのおかずは栄養価も高い物が多い。
・睡眠は10時間が理想。21〜22時に就寝し6時起床。特に朝起きる時間を一定にすると、夜は自然と眠れるので、毎日の流れを作る。夕方体を使って疲れさせ、その後ご飯やお風呂など、毎日のルーティーンに。
・起こす時は体をくすぐったりして笑いながら起こす。怒られながら起きては1日のスタートが良くない。
●あたりまえをありがとうに!(夫婦間も)
●笑顔のチカラ
・グズグズは子どもの感情がそのまま出てきたもの。グズグズを解消しようとして、親は大きく分けて2つの行動をとる。1つ目は叱ったり、問い詰める。2つ目は逆にグズられたくないばっかりに安易に子どもの要求に応じる、先回りをする。グズグズには笑顔でダッコ。父母が怒ってイライラしていてはダッコは出来ない。
・笑顔でスキンシップ。ダッコする、手を繋ぐ。そうすると子どもは愛されていることを感じ、安心する。
・笑顔で認める。気づいたら言葉に出して褒める。子どもはいいことをしたと気づくことが出来る。そうやって子どもの良いところを伸ばしていく。
・急かして怒るのではなく、待って笑顔に。今のお母さんは毎日平均40回「早く!」と言っている。「早く!」ではなく「待っているからね」に。

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